起立性調節障害について
いきなりタイトル重!!って思いますよね。
すみません。
みなさん 起立性調節障害 って聞いた事ありますか?
起立性調節障害とは。簡単に言うと自律神経が乱れ、朝起きられなくなったり起きると頭痛や吐き気、めまいなどの症状がでる病気です。
私は中学2年の冬に起立性調節障害になりました。
高校生になった今もまだそれが治っておらず、学校には行けても週1、2回しか通えていません。
行けても午後からの登校になってしまっています。
中学では剣道部に所属し、大きな大会で上位入賞することを目標に毎日稽古に励んでいました。
中学2年生、11月の新人戦が終わった頃から私の体調はどんどん悪くなっていきました。
ある朝、いつも通り7時過ぎにスマホのアラームを止めて起き上がろうとした時。
体が動かなくなったんです。
目は覚めているのに起き上がることが出来ない。
頭痛や吐き気もありました。
寝返りを打ったり腕や足を自由に動かすことはできるものの、起き上がるという動作がどうしてもできなくて。リビングにいる母にLINEをしました。
『起き上がれない。頭痛いし気持ち悪い。』
既読がつきすぐに母が部屋に来ました。私の状況を話し、具合が悪かったのでとりあえずその日は学校を休んで半日寝ていました。
その日の夕方、朝とは別人のように体調は良くなり驚くほど元気になったため寝不足とか部活で疲れてたのかなと思い安心しました。
でも次の日。また同じ症状が出てしまいました。
母に再びLINEをして部屋に来てもらったところ、母から
「起立性調節障害かもね。〇〇(いとこ)がそれになってたことあったし。」
と告げられました。
そこで私は起立性調節障害という言葉を初めて聞きました。
その日は午後からそれに詳しい先生がいらっしゃる病院に行ってみたところ、やはり起立性調節障害と診断されました。
そこから私はほとんど学校に行かなくなり、テストの日は教室ではなく別室で受けたり、部活にも学校の行事にも参加できなくなっていました。
中学3年生になると体調は少し良くなっていて、朝から学校に行けるようになりました。
ただ、それは3年生になったからというより季節が春になり暖かくなってきたからなんだと思います。
秋、冬にかけて体調が悪くなり起きられなくなる
春、夏はなぜか調子が良く学校に行ける
ということが私にはあるようです。
もちろん個人差があるため全員がそうだというわけではありません。
学校に行けない=授業を受けない
なので、全く勉強について行けませんし、友達との関係も少しずつ悪くなっているような気がします。
通信制高校への転校も考えていて、どうして私ばっかりこんな目に合わなければいけないんだろう。もう死にたい。なんて考える日もあります。
せっかく何ヶ月も勉強して入れた高校を転校しなければいけない状況になるなんて思わなかったから。
少しでも起立性調節障害について知ってくれる人、理解してくれる人が増えてくれたら嬉しい。ただ、起立性調節障害は理解されにくい病気のため甘えとかサボりとか言われることがあります。
そう思うのは仕方ないけど。直接そう言わないで欲しい。
少なくとも私はそう言われてしまったら、今以上にもっと気分が落ち込んできっとスマホを触ることさえできなくなってしまうと思う。
そのくらい、起立性調節障害の人にかける言葉は重いと思って欲しい。
決して甘えてるわけじゃない、起立性調節障害のことをどうかもっと知って欲しい。
そういった願いを込めてこのnoteを書きました。
私も明日は起きられるといいな。