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本気でおすすめする漫画 『ここは今から倫理です。』

どうも、ryoseiです。

「漫画は人生の教科書」

この世の真理ですよね。

まだそんな漫画に出会ったことが無いという方は、ぜひ『ここは今から倫理です。』(雨瀬シオリ 集英社)を読んでみてください。
ドラマ化されましたが、そちらは見ていなかったので、今回は漫画に焦点を当てます。

今日はこの作品をネタバレなしでおすすめする記事を書いていこうと思うので、興味のある方はぜひ読んでみてください!


『ここは今から倫理です。』とは?

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一言で言えば、倫理の先生である高柳先生が、生徒たちの悩みや苦しみを倫理の言葉や行動で救っていく話です。2016年から刊行が開始され、現在6巻まで出ています。
まだ6巻なので、全然追い付けますよ👍
倫理に興味がある人や、為になる漫画・考えさせられる漫画を読みたいという方におすすめです。

ここで、主人公の高柳先生の第一話のセリフを引用します。

『倫理は― 学ばなくても将来困る事はほぼない学問です。地理や歴史の様に生活する上で触れる事は多くないし、数学の様な汎用性も、英語の様な実用性もありません。

この授業で得た知識が役に立つ仕事はほぼ無い。この知識がよく役に立つ場面があるとすれば―死が近づいた時とか

倫理は主に自分がひとりぼっちの時に使う。

信じられるものがなくなった時、死が目前に迫った時、人は宗教による救いを求める。  ”宗教とは何か”
人間関係がうまくいかない。他人を羨んで妬んでうまく生きることが出来ない。    ”よりよい生き方を考える”
苦しみが絶えず苦しい…憂鬱…私は何の為に生きている?昔の哲学者たちは生涯をかけ悩み続けた。   ”幸せとは何か”
「男はこうあるべき」とか「女はこうしなきゃダメ」とか…そんな事誰が決めた?    ”ジェンダーについて”
「死にたい…」     ”いのちとは何か”

どうですか。別に知らなくてもいいけれど、知っておいた方がいい気はしませんか』

これだけで興味の湧いた方はもうこれ以上読まなくても大丈夫です(笑)



『ここは今から倫理です。』の魅力は?

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一番はやはり、生徒の苦悩を、主人公の高柳先生が倫理の言葉で救ってあげるシーンですね。読んでいる側も救われる言葉が多いです。
ただこういう言葉があるよ、みたいな紹介ではなく、一連のストーリーがあって、その生徒に向けてだからこそ意味を強く持つ言葉が使われています。

実際、私も何度も心臓を直接つかまれるくらいの揺さぶりを経験しました。
こればかりは、実際に読んで経験してもらうしかありませんね。


あとは、生徒の苦悩が読者にも経験があったり、身近だったりするものばかりということも魅力の一つだと思います。
自殺願望、リスカ、非行、いじめられた経験、愛着障害、普通であることに対するコンプレックスなどなど。

言葉にすると浅くなってしまいますが、この漫画を読むと本当に自分の生き方を考え直すことができますし、他人という存在への理解度が上がります。
この先、自分の友人や家族が悩みや苦しみを抱えた時、そして自分が何か悩みや苦しみを抱えた時に、必ずこの漫画を読み直して答えやヒントを探すことになると思います。

きっと、漫画の中のキャラクターだけでなく、読む人の中にも、救われる人がたくさんいると思います。
それくらい、「生き方」について向き合った作品だと思います。


私の好きなエピソードトップ3

せっかくなので、私の好きなエピソードを3つ紹介します。
初めて読んだ時の衝撃や感動を奪ってしまわないように、軽いあらすじの紹介だけに留めておきます。

⑴ぬいぐるみと付き合う女の子の話(#4 1巻収録)

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ぬいぐるみのリュウくんと付き合っているという生徒が登場します。「対物性愛」というそうですね。「気持ち悪い」と正直思ってしまう方もいると思います。私も最初はびっくりというか引いてしまいました。しかし主人公の高柳先生は違う角度でこの生徒を見つめ、救ってあげます。
この時のやり取りがすごくいいのでぜひ読んでほしいなと思います。

⑵リストカットする女子生徒と刃物恐怖症の男子生徒の話 (#16 4巻収録)

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自傷行為の中でよく言われるのがリストカット。リスカをしない人にとっては、する人の心理が全く分からないものですが、意外と自傷行為は身近で、頭ごなしに否定できるものではないと思わせてくれる回です。
高柳先生のリストカットに対する考え方を知れる回であり、刃物恐怖症の男の子の立ち回りが目立って面白い回です。

⑶体罰を受けながらも頑張る部活生の話(#30 6巻収録)

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体罰を受けたり、練習がきつかったりしても、なんとか頑張っている部活生。体罰に関しては部活外では口にしてはならず、つらさを押し殺して努力を続ける彼。疲弊した彼に、高柳先生が対話を通して彼を救います。
表面上でもなく、偽善でもない高柳先生の救いには私も読んでいて心が震えましたね。
DV被害者の心情にも触れているので、学びを得ることもできました。
これも読んでほしいお話です。

どの話も面白く勉強になります。できることならセリフなどを紹介したいところですが、それは実際に読んだ時までとっておくべきだと思ったので、今回は伏せます。言いたくてしょうがないけれど。


私が初めて作者の方にファンレターを書きたいと思った作品です。
少しでも興味があれば、ぜひ読んでみてください!




初めてアマゾンのリンクを貼りました。
上手くできてますかね


今日の記事はここまでです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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また別の記事でお会いしましょう

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