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南アフリカ留学記(前編)~リバードコーポレーション(株)CEOより~

 2024年9月、私は慶應義塾大学ビジネススクールの「EMBAコンソーシアム」プログラムの一環で、南アフリカ共和国のStellenbosch Universityに約10日間留学しました。このプログラムは、世界各国のビジネススクールが提携し、異なる国や文化の中で実践的なビジネススキルを磨くことを目的としています。今回約50名の参加者が集まり、アメリカやヨーロッパ、アフリカ、アジアといった多様な地域からビジネスリーダーたちが一堂に会しスタートしました。

 初日はオリエンテーションと自己紹介から始まり、チームビルディングのアクティビティを通じてお互いの理解を深めました。南アフリカの教育スタイルは元々イギリス領ということで欧米色が強く、非常にユニークなカリキュラムが組まれており、異文化交流を楽しみながらも学びの多い充実した日々。このようなグローバルな環境に身を置くのは久しぶりで、緊張感と期待感が入り混じる貴重な体験となりました。

 今回のプログラムでは、個人ワークとグループワークがあり、私のチームは南アフリカ、アメリカ、スウェーデン、ドイツ、ジンバブエ出身のメンバーで構成。プロジェクトのテーマは、南アフリカの「shackhouse(シャックハウス)」と呼ばれる非公式な居住施設の問題に焦点を当て、失業率30%を超えるこの国で、どのようにこの社会課題を解決するかを議論するということで本当に充実した中身の濃い10日間のグループワークでした。


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