未来への投資!FSSC22000認証とリバードリパブリックの新しいフードファクトリー誕生のきっかけ【後半】~リバードコーポレーション(株)CEOより~
前回の続き、FSSC22200工場に関して。
要するに、「弊社工場では、気持ちだけは他社に負けないよう頑張って、どこよりも安心安全な食品製造を作っています!」という、声高らかな抽象的なアピールは、もはや現代では説得力が乏しいというのが現実です。それより明確なFSSC22000という国際規格を掲げることによって、お客様を含めた全てのステークホルダーの方々に「真の安心安全」を掲げることが出来るであろうというのが当社工場としての信念です。
日本国内における製造に対して、我々日本人には不思議な感覚が存在します。それは「国産安全神話」です。「国産」という表記があれば、絶対的な安心感を得らえることは皆さん共感出来るのでは無いでしょうか。もちろんこれは間違いではありませんが、そこには国際規格的なエビデンス上に成り立っている安全ではなく、これまでの安全な歴史の積み重ねから成り立っている、どちらかというと根拠のない感覚的安全神話です。
しかし今や諸外国ではその感覚的アピールでは、「真の安心安全」を得ることは出来ないという流れになりつつあります。それが即ち、FSSC22000、ISO、HACEP等の国際規格になるということです。日本は長きにわたり、食品を輸入すれど輸出するということに対して強化をしてきていなかったので、おのずと国際規格化という世界の流れから外れ、結果的にガラパゴス的な状況になってしまったという表現が適切かもしれません。
これからの日本は間違いなく、この「日本産」という世界に通用するツールを規格化し、世界に通用する製造業をこれまで以上にエビデンスと共に論理的に強化すべきです。そして既に世界トップレベルである日本の食品製造を世界市場に輸出するためには、感覚的ではなく規格化された「真の安心安全」を届けるべきです。弊社もその流れをけん引すべき、このFSSC22000取得に舵を取ったというわけです。
現在の日本国内のペットフード業界で、FSSC22000取得工場はかなりの少数ほどしか存在しないようです。我々は「真の安心安全」のために、この度大きな投資をかけてこの工場を稼働させました。それは「真の幸福と感動」を、全てのステークスホルダーの皆様にお届けするための我々のブランドプロミスそのものです。
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