FMラジオを諦めてポッドキャストにハマった話
VPNの契約をしたけれども、大好きだったTOKYO FMは海外では聞けない。
なぜなら日本のラジオ番組が聞けるアプリである「radiko」は海外視聴に全く対応していないからだ。
2014年くらいから朝は「ワンモーニング」、夕方は「スカイロケットカンパニー」を愛聴してきた。
もう放送終了となってしまったけれども「シンクロのシティー」は最高だった。
そして就寝時もradikoで「NISSANあ、阿部礼司」の再放送を聞きながら眠りについていた。
どれもTOKYO FMだ。
でもオランダではTOKYO FMは聞けないのだ。
悲しい。
そして困った。本当に困った。
我が家はかれこれ過去6年はTVも全く見ていないし、そもそも持っていない。
これでは朝の情報収集もできないし娘を寝かしつける際の娯楽もない。
そんな時にたまたま耳にしたのがポッドキャストだった。
記憶が不確かだけれども、最初にポッドキャストを耳にしたのはSPOTIFYの誤操作だったように思う(失礼な話だけど)。
音楽聴こうとした時に誤操作でポッドキャストのボタンを押したのだろう。
これはとても幸運なミスだった。
おかげでポッドキャストという世界が開けた。
モーゼの海割りのように。
それからというもの
・山あり谷あり放送室
・ドングリFM
・ゆとりっ娘たちのたわごと
あたりを聞いている。
「山あり谷あり」は子育てについてユーモアを交えながら温かい口調で語ってくれるし「ドングリFM」は既に1112話もエピソードがあってポッドキャスト界の大御所らしい。
その2番組のキャスターは1980年前後生まれだから私と世代も丸かぶりで昔話も猛烈に懐かしくてエモい。それに最新のちょっと役に立つ情報も教えてくれる。
そんな中でもドングリFMの以下の放送回は神回だと思う。
・33話 としまえんフィッシングエリアは超楽しい!
・888話 第2回プロ野球チップス開封
・897話 さよならマーティン
「プロ野球チップス」シリーズはプロ野球チップスに付属しているプロ野球カードを袋から取り出して、出てきたカードに掲載されている野球選手について語るシリーズだ。
こんなマニアックな企画は普通のラジオ局では間違いなくボツネタだろう。
「カルビー提供プロ野球チップス第●回」という言葉からその放送は始まるが、もちろんカルビーから提供はされていない。きっと自分達で箱買いしている。と思う。
そんないい加減さもたまらない。
全くプロ野球に興味がない私も何故か聞いてしまう。。。
このプロ野球シリーズは既に6回もストックがある。
是非ともプロ野球チップスを食べながら、ビールでも飲みながら聞いてもらいたい。
ラジオ局が作るラジオ番組とは違ってマニアックでディープな世界がポッドキャストの楽しさだろう。
このポッドキャストを聞いている時間を資格の勉強に充てたり、英会話番組を聴いていれば私の社会人としてのスキルもアップするのだろうけれど、人生にはポッドキャストのような余裕やゆとりも大切なのだ。
なお、ドングリFMのなるみさんは皆さんがいま読んでいるプラットフォーム「note」の社員さんでもある。
あー、お仕事したい。
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