お仕事やめ太郎(オランダ在住専業主夫)

育児に専念する為に県庁を退職して主夫に転身したおっさんの雑記。2024年5月オランダフ…

お仕事やめ太郎(オランダ在住専業主夫)

育児に専念する為に県庁を退職して主夫に転身したおっさんの雑記。2024年5月オランダフローニンゲンへ移住。フローニンゲンで不労人間。趣味はフライフィッシングと料理と育児。食品メーカー➡️スイス駐在➡️食品外資➡️私立大学職員➡️県庁職員➡️現在に至る

マガジン

記事一覧

FMラジオを諦めてポッドキャストにハマった話

VPNの契約をしたけれども、大好きだったTOKYO FMは海外では聞けない。 なぜなら日本のラジオ番組が聞けるアプリである「radiko」は海外視聴に全く対応していないからだ。 …

電車乗り間違えてもなんとかなるOVカード

電車に乗るのが苦手だ。そもそもは電車に乗るのが嫌で電車の定期(PASMO?)を初めて手にしたのも29歳だった。 高校は自転車で5分、大学は原付で5分、社会人になって…

44歳お仕事やめ太郎が考える海外生活の適齢期

世の中には至る所に適齢期がある。 語学力を伸ばす適齢期、走力や体力を伸ばす適齢期、仕事の事務処理能力を伸ばす適齢期などなど。 私が最初に当時国内従業員が3万人い…

世界遺産Schiermonnikoog島日帰り旅行の雑記

9月8日の日曜日、Schiermonnikoog島へ日帰り旅行に行ってきた。 その島はフローニンゲン州の北部に面するワッデン海にあり、Lauwersoogから出航しているフェリーが唯一…

オランダ夏休みが終わりPreschoolがはじまる

1ヶ月半の夏休みが終わった。 専業主夫として起床から就寝まで24時間娘と過ごし、娘と一緒に朝、昼、夕飯を食べる生活が終わりを告げた。 「今日はどこにあそびにいこう」…

オランダシェアハウスに棲む魔物

我々が住むオランダ北部フローニンゲン近くの村にある賃貸物件は建物の2階部分と3階部分で構成されるメゾネット物件だ。 1階部分には自転車屋、服屋、床屋、スポーツジ…

夏休み最後の父と娘の日帰り旅行 オランダ随一の透明度を誇る湖を探しに

夏休みもあと僅か。 父娘で高速バスで日帰り小旅行に行ってきた。 向かったのは我が家から30キロ離れたオランダ随一の透明度を誇るというgasselterveld自然保護区にある…

オランダ水道水の話

2週間程前にフローニンゲンの我が家に日本から友人が遊びにきた。彼はパリやブリュッセルやアムステルダムにも行きたいとのことで、我が家には1泊しかせずに旅立っていっ…

NZ、スイス、オランダと3カ国住んだお仕事やめ太郎の安全と人種差別に関する雑記

ニュージーランドとスイスとオランダ、3カ国に住んでみたけど今の所の結論としてはオランダが一番安全で人種差別も少ない。 これはあくまでお仕事やめ太郎の超個人的且つ…

合理的?オランダポイ捨てバスターズの話

朝8時 我が家の前の小さな通りをけたたましい音が鳴り響く。 窓から外を見ると。 まるでゴーストバスターズのようなユニフォームに身を包んだ清掃員がゴミを車道に吐き…

旅先でやさしさに包まれた話 レーワルデンのオレンジホテル

そろそろ夏季旅行をという事で、8月4日〜5日と1泊でフローニンゲン州の隣にあるフリースランド州の州都レーワルデンに行ってきた。 フリースランドには少数民族のフリ…

オランダの働き方 ゆるく生きよう

今日も専業主夫として主夫の主戦場である最寄りのスーパーマーケットJumbo(ユンボ)に買出しに行った。 Jumboはアルバートハインと並んでオランダでかなり幅を利かせてい…

オランダ移住永続性試算について

お仕事やめ太郎は専業主夫ゆえに収入がない。そして娘の保育園の送迎(朝と昼)があるから平日の日中は働くことができない。 妻はフリーランサーとして、ただいまお花関係…

1,000

我が家の小窓から オランダ珍百景

オランダ北部、フローニンゲンの近くにある小さな村に移住して2ヶ月半が経った。 この短い間に日本では見たこともないような光景を何度も目にした。 それは使用目的がわ…

オランダと日本の子育てってほんと違うって話

先日、娘が通う保育園が夏休みに入った。夏休み前に先生に挨拶しようと我々夫婦は2人で娘を迎えにいった。 すると「今日は暑いからみんなにアイスあげたわよ〜」と先生。 …

オランダ移住や物件探しのお問い合わせに関して

最近にわかにnoteの(クリエーターへの)お問い合わせ機能から直接ご連絡をいただいたり、以下の有料記事をご購入いただいた方から移住に関するご相談をいただく事が増えて…

FMラジオを諦めてポッドキャストにハマった話

FMラジオを諦めてポッドキャストにハマった話

VPNの契約をしたけれども、大好きだったTOKYO FMは海外では聞けない。
なぜなら日本のラジオ番組が聞けるアプリである「radiko」は海外視聴に全く対応していないからだ。

2014年くらいから朝は「ワンモーニング」、夕方は「スカイロケットカンパニー」を愛聴してきた。
もう放送終了となってしまったけれども「シンクロのシティー」は最高だった。

そして就寝時もradikoで「NISSANあ、阿

もっとみる
電車乗り間違えてもなんとかなるOVカード

電車乗り間違えてもなんとかなるOVカード

電車に乗るのが苦手だ。そもそもは電車に乗るのが嫌で電車の定期(PASMO?)を初めて手にしたのも29歳だった。

高校は自転車で5分、大学は原付で5分、社会人になってからも初期配属が北海道だったから車や自転車通勤だった。そもそも田舎では職場の近くに住めば通勤、通学電車に乗らないで住むのだ。

東京の港区に転勤になったのが29歳だった。

世田谷から港区への電車通勤。しんどかった。
それまで自転車と

もっとみる
44歳お仕事やめ太郎が考える海外生活の適齢期

44歳お仕事やめ太郎が考える海外生活の適齢期

世の中には至る所に適齢期がある。

語学力を伸ばす適齢期、走力や体力を伸ばす適齢期、仕事の事務処理能力を伸ばす適齢期などなど。

私が最初に当時国内従業員が3万人いたジャパニーズトラディショナルナルカンパニーに就職した入社式、当時の経営企画室長さんがこんなようなスピーチをしていた。

「君たちが羨ましい!何故なら50歳の私の夢が総理大臣になる事です!といっても笑われるだけ。君たちのような若者は夢を

もっとみる
世界遺産Schiermonnikoog島日帰り旅行の雑記

世界遺産Schiermonnikoog島日帰り旅行の雑記

9月8日の日曜日、Schiermonnikoog島へ日帰り旅行に行ってきた。

その島はフローニンゲン州の北部に面するワッデン海にあり、Lauwersoogから出航しているフェリーが唯一の交通手段だ。

当日朝はなんとオランダのバス会社がストライキを決行しており、我が家から最寄りのバス停にも案の定バスが来なかった。よって少し遠いバス停まで歩いて乗車した。そのバス以外は午前8時までは全て欠航とのこと

もっとみる
オランダ夏休みが終わりPreschoolがはじまる

オランダ夏休みが終わりPreschoolがはじまる

1ヶ月半の夏休みが終わった。
専業主夫として起床から就寝まで24時間娘と過ごし、娘と一緒に朝、昼、夕飯を食べる生活が終わりを告げた。

「今日はどこにあそびにいこう」

「プールに行こう」

「湖にいこう」

「動物園にいこう」

「お昼はインスタントラーメンでもいい?」

「お昼を食べたらドラえもんの映画を見て昼寝しよう」

「シャワーあびたらメイジーの絵本を読んで寝よう」

「明日はトイレトレ

もっとみる
オランダシェアハウスに棲む魔物

オランダシェアハウスに棲む魔物

我々が住むオランダ北部フローニンゲン近くの村にある賃貸物件は建物の2階部分と3階部分で構成されるメゾネット物件だ。
1階部分には自転車屋、服屋、床屋、スポーツジムなどがテナントとして入っている。

それらのテナントの上に5つの賃貸アパートが乗っかっていると言った感じだ。
築110年の築古物件だけれども中身はまっさらにリノベーションしてあり、システムキッチンも最新のものとなっている。
基礎は昔ながら

もっとみる
夏休み最後の父と娘の日帰り旅行 オランダ随一の透明度を誇る湖を探しに

夏休み最後の父と娘の日帰り旅行 オランダ随一の透明度を誇る湖を探しに

夏休みもあと僅か。

父娘で高速バスで日帰り小旅行に行ってきた。

向かったのは我が家から30キロ離れたオランダ随一の透明度を誇るというgasselterveld自然保護区にある湖。

久しぶりに最高気温が28度になるというのでこの夏最後のスイミングだ。

バスを降りて森を歩くこと30分。

車は通れど、我々以外には歩行者はゼロ。

本当にこんなとこに湖はあるのかと。

森、畑、更には倒れた巨木し

もっとみる
オランダ水道水の話

オランダ水道水の話

2週間程前にフローニンゲンの我が家に日本から友人が遊びにきた。彼はパリやブリュッセルやアムステルダムにも行きたいとのことで、我が家には1泊しかせずに旅立っていった訳だけれど、その時ふと気づいたことがある。

友人はしきりに「ペットボトルの水を買っておかなきゃ」と連呼していたのだ。おそらく久しぶりの海外だったようだし、水には気をつけなきゃね、という事で念には念をでペットボトルの水を買いたかったようだ

もっとみる
NZ、スイス、オランダと3カ国住んだお仕事やめ太郎の安全と人種差別に関する雑記

NZ、スイス、オランダと3カ国住んだお仕事やめ太郎の安全と人種差別に関する雑記

ニュージーランドとスイスとオランダ、3カ国に住んでみたけど今の所の結論としてはオランダが一番安全で人種差別も少ない。

これはあくまでお仕事やめ太郎の超個人的且つ定性的な見解ではあるけれど実体験に基づくおっさんの話として聞いて欲しい。いくつかの国をディスっているけど年代も違うし個人的な経験だったりするのでどうか許して欲しい。

でもちょっとだけ公的なデータも眺めてみたのでまずはそちらを共有したい。

もっとみる
合理的?オランダポイ捨てバスターズの話

合理的?オランダポイ捨てバスターズの話

朝8時

我が家の前の小さな通りをけたたましい音が鳴り響く。

窓から外を見ると。

まるでゴーストバスターズのようなユニフォームに身を包んだ清掃員がゴミを車道に吐き出していく。

車道に吐き出されたゴミは後方からやってきた清掃車が吸い込んでいく。

見事な連携プレイ。

そしてやっぱり合理的だ、オランダ。

常に最短距離、最楽を目指す。

それがオランダ。

こうやって清掃員の仕事を保護するため

もっとみる
旅先でやさしさに包まれた話 レーワルデンのオレンジホテル

旅先でやさしさに包まれた話 レーワルデンのオレンジホテル

そろそろ夏季旅行をという事で、8月4日〜5日と1泊でフローニンゲン州の隣にあるフリースランド州の州都レーワルデンに行ってきた。

フリースランドには少数民族のフリージアンが住んでいて独自の言語を話しているとの事だが、今回の旅行の目的は期間限定で開催されているトリケラトプスの骨格展示だ。極度の恐竜フリークである娘(3歳)のリクエストだ。彼女は先日電車に乗った際に目ざとくこの展示のポスターを発見して、

もっとみる
オランダの働き方 ゆるく生きよう

オランダの働き方 ゆるく生きよう

今日も専業主夫として主夫の主戦場である最寄りのスーパーマーケットJumbo(ユンボ)に買出しに行った。

Jumboはアルバートハインと並んでオランダでかなり幅を利かせているスーパーだ。

そんなスーパーが徒歩1分の所にあるのはラッキーだ。つっかけで行ける。

08:50入店。まだ客もまばら。

店員さんは6名程度。みなさん品出し中だ。

店内放送では洋楽が流れている。

日本のスーパーでよく流れ

もっとみる
オランダ移住永続性試算について

オランダ移住永続性試算について

お仕事やめ太郎は専業主夫ゆえに収入がない。そして娘の保育園の送迎(朝と昼)があるから平日の日中は働くことができない。

妻はフリーランサーとして、ただいまお花関係の仕事をたちあげている。日中はなにやら忙しそうにパソコンでパチパチしている。

故に我が家には収入がない。

オランダの生活費は移住前に手放した家・車の売却益とそれまでためた貯金を充当している。

よって収入がない状態が続く限りは、ストッ

もっとみる
我が家の小窓から オランダ珍百景

我が家の小窓から オランダ珍百景

オランダ北部、フローニンゲンの近くにある小さな村に移住して2ヶ月半が経った。

この短い間に日本では見たこともないような光景を何度も目にした。

それは使用目的がわからないとにかく巨大な重機だったり、わけわからない部品を搭載したトラックだったり。はたまた上下に動く橋だったり、左右に回転する橋だったりだ。

ただ、外出しなくても、我が家のリビングにいるだけでも目を疑うような光景を目にすることができる

もっとみる
オランダと日本の子育てってほんと違うって話

オランダと日本の子育てってほんと違うって話

先日、娘が通う保育園が夏休みに入った。夏休み前に先生に挨拶しようと我々夫婦は2人で娘を迎えにいった。

すると「今日は暑いからみんなにアイスあげたわよ〜」と先生。

娘とクラスメイトは嬉しそうにアイスペロペロ。

そしてみんなの手形がプリントされたTシャツを着ていた。

「新学期は9月2日から、わすれないようにあとで念の為にwhat’s upアプリでも連絡するわね、じゃあ夏休みエンジョイしてね」と

もっとみる
オランダ移住や物件探しのお問い合わせに関して

オランダ移住や物件探しのお問い合わせに関して

最近にわかにnoteの(クリエーターへの)お問い合わせ機能から直接ご連絡をいただいたり、以下の有料記事をご購入いただいた方から移住に関するご相談をいただく事が増えてきた。

1番多いお問い合わせはやはり住居探し関連。
やはりみなさん住居がきまらないで苦労しているようなのだ。

そして移住サポート会社に家探しを依頼したけど詐欺にあった、という被害を本当によく耳にする。(加害者も日本人)

インターネ

もっとみる