ep.109 円卓の海老炒飯、労いの咀嚼
どうにも夕食をつくるHPは残っていなくて、たまには近所の町中華ナイト。炒飯よ、我愛你。相席になった人に目をやるとジョッキのビールを飲んでいた。隣の席はごはん大盛りオーダーで。それぞれの赤い円卓でそれぞれを労っている。生活が雑多に存在するこの光景に、不思議と生気が湧いてくる。嗚呼人類華金。
こんばんは。たまです。あなたの悲しみや緊張もどうかすこしでも軽くなって、なるべくよく食べよく寝れますように。
ここは、小さなラジオブース、あるいは寝る前の談話室。金曜日は枕元のおとも「今夜の１曲」をお送りいたします。
今夜の１曲
YUKI の トロイメライ を。
くたくたな夜、「また朝がきたら１日が始まってしまう」と絶望しなくていい。「眠ったのを最後に大切なひとに会えなくなったらどうしよう」と根拠のない悲嘆も解いていい。怖い夢もきっと見ずに済む。わたしたちみんな、朝をたのしみに眠っていい生き物なはず。
まっくらに引きずり込まれそうな夜も、このお守りみたいな歌がある。そんな大切なこと、最近すっかり忘れていた、わたしったらいけない。人類にはミス・大丈夫ことYUKIちゃんが付いてるのだ！
目が覚めて 朝の陽が
その頬を 照らしますように
何度でも 笑うのよ
何度でも 許されていいから
いつも通りの社会生活の中で、居心地の悪さを急に感じてしまった１週間だった。（気付かないうちに何かしちゃった？相手が不調なだけ？気にしすぎ…？）へっぽこ推理じゃいつだって迷宮入りなのに、性懲りも無くどうどう巡ってしまう。尚この「気にしすぎだよ〜」の慰めワードにも、ついしょぼくれがち。
それでも、ぶじに３連休の入り口まで辿りつけたね。あ〜ほっとした。よくぞ歩いた。ちなみに正体不明の居心地も、自然解消。悩んだ割にけろっと進むことも多いんだよなあ人生。まだまだ不慣れです。
今週もおつかれさまでした。あなたも、わたしも。