イチゴ・オレ
横から感じる視線
後ろから感じる視線
目と目があえば
笑顔があふれる
ハブ・ア・ナイス・デイ!
今日の君の一日を祈る言葉を贈る
そんななんでもないことが
特別になっていく
気づけば磁石のように
互いの体が引き寄せられ
あと数ミリのもどかしさが
やけに嬉しくて
木漏れ日に光る空気が
やけに眩しくて
小さな神様がいるんだって
また嬉しくなって
あっ
生きててよかったって
こういうときに使うんだね
イチゴ・オレがおしいよって
ストローさしたコップを
さしだすきみが
かわいくってさ
味がわかんなくなる
甘くって
ちょっぴり酸っぱくって
すこし酸欠気味の
そんな夏のはじまり
額縁にかざっちゃうよね