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私が働きがいを感じていたはずの会社を辞めた理由

こんにちは。

会社を辞めてから約3週間。
色々じたばたと動いては何も上手くいかずに、今日は何をしようかなーと本を読んでいました。

そこでの気づきや今の自分の思いを整理したいと思ったので、
noteに記していきたいと思います。

私が適応障害になった原因(当時の視点)

私は4年弱、とある会社で経営企画に近い仕事を新卒からしていました。
社長や役職者と共に企業の方向性を理解して、社員を導く・マネジメントする仕事です。
企業理念や会社の考え方がもとても好きで自分事のようにしてのめり込んで仕事をしていました。いわゆる、バリキャリだったと思います。

そのため役職もどんどん上がっていき、周りからも評価していただき
正直給与はそんなに多くなく、労働時間は残業100時間なんて事もありましたが、そんな事は気にならない程働きがいがありました。

そんな中で3年半経った頃に適応障害に。
症状としては、とにかく眠くて集中できなかったり、食欲が全くなくなっていたり、常に緊張状態で動悸や吐き気が止まらない等とにかく身体がついていかなくなってしまいました。

当時働いていて苦しいと感じていた事を書き出してみます。

①自分「らしさ」を否定するかのように、苦手なことばかりに挑戦していた
→常にプレッシャーとの闘い、自分を追い込むのが趣味に。

②本気で関り思っていた後輩や仲間がどんどん辞めていく
→そんな人達に向かって会社の求める正論ばかりを口にして、時には責め立ててしまったことも。そんな自分が嫌いになってしまった。

③自分ひとりで頑張っている感、味方がいない
→部署やプロジェクト責任者の中、同じ熱量で本気で考えているのは自分だけではないかと周りが見えなくなってしまった。

適応障害の症状を起こした当時は、
・苦手な事を無理に頑張り続ける事が耐えられない
・人に寄り添う優しさを失った嫌な自分でいたくない
ここがネックとなり、この会社から抜け出さなくてはと退職を決意していました。

今私が大切にしている「らしさ」の正体とは

そうして退職をして、このnote初投稿にも書いていた今後大事にしていきたいと思っていた価値観

「らしさ」をもって「ありたい」を叶える

これは、そんな私の自分らしさを無視して無理を重ねた事への過ちから考えだしたものでした。

ですが、今日読んでいた本にはこんな事が書いてありました。

「すべての弱さを克服しなければ」「絶対により良い自分にならなけれえば」と考えると、それはそれで、自分自身を必要以上に責めたり、追い詰めたりすることになってしまいますから、どうしても変えられない何かがあるときは、そんな自分を認め、静かに受け入れる必要があります。

しかし、変えることができる弱さがあれば、変えていく。
それが、より誠実に、より幸せに、あなたらしい人生を生きていくことにつながると、私は思います。

『あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる』より

学生時代の私は、弱い私が嫌いでした。
だからこそ、こうなりたい!そのために弱い・苦手に思うことに立ち向かおうと社会人になって様々な挑戦をしてきました。

そして今振り返るとそれ自体はやっぱり悪い事ではなかったなと思う事ができます。あの時の努力と経験をした事で得た周りの評価や自分への自信。
あの会社に入れて本当に良かった。私の財産だ。と思えている自分がいます。

ですが退職直後から今まで
これからは自分「らしさ」=ありのままでいられる、自分の楽な状態
を求めていました。

過去に克服してきた弱さは、今、あなたの中でどうなっていますか?
それは、自信をもって「私です」と言えるような、あなたという人間の大事な一部になっていませんか?

『あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる』より

無理をしている=らしさを捨てる、ではないんじゃないか。
そんな気づきがありました。


退職した事は後悔?今後の方向性

今振り返ると当時は「らしさ」をもって働けているかどうかより
「自分の思いや考えに耳を傾けること」が必要でした。

今こうやってnoteにまとめている自己分析もできていなく、
ただ苦しい、何となく嫌だ、
言葉にできないから誰にも伝える事ができなくため込んで爆発していました。

とはいえ、きっと退職して今の時間がなければ気づけなかった事だったとも思います。

改めて、現状ニート状態から今後大切にしたいと思っていた価値観を今一度疑って、今後なりたい自分やどう生きていきたいか考えていきたい、
そう思った今日でした。

#退職 #適応障害 #あなたの強さはあなたの弱さから生まれる #本 #自分らしさ #生き方

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