見出し画像

ヒトの心のグライ層

ここしばらく、自分の行いが空回りすることが続いていました。
「なんでだろう?」
と考えれば考えるほど、
「頑張ろう!」
とすればするほど、空回りは増すばかり。

そんなこんななタイミングで、3泊4日で妹が長崎に訪れました。
妹は現在、香川大学農学部1年生で、9月に一度森川放牧畜産を訪れてから、
「農業部で勉強しているのに、農業の現場を知らないなんておかしいな」
と思い、きちんと現場を知りたいということで、訪れました。

そして数日間一緒に動いたわけですが、、

妹は、まさに自分の鏡!
場で起きていることが、「こういうことか!」と、客観的によくわかりました。

私の課題として浮上していたのは、

「感じたい」
のに、
「感じとれない」
「受け取れない」
「受け取り方がわからない」

感じられないから、全体を把握することができない
「見ている」つもりなのに、「見れていない」

要は、

「コミュニケーションがとれない」

大阪事務局長の虻川さんには「心のグライ層」と表現していただきました(笑)

循環が起きないから、あらゆる行動がひとりよがりになってしまうのです。

この現象について、
Toland Vlog さんのサムさんと妹さんの対談動画がとてもわかりやすかったです。

長いのですが、全体的にかなり重要なことをお話されています。

動画の1:08:00あたりから、サムさんのアニキさんのお話になるのですが、それがまさに、「心のグライ層」の話です!

コミュニケーションの時に相手が何を感じているか
「察することができない」

それは、「氣」や「第六感」を自ら遮断している状態で、
なので、受け取りベタ。
「大丈夫、大丈夫」と謙遜しているようで実は、相手が出しているエネルギーを受け取らないことで循環が止まってしまっている。

だけど、実は受け取ってみると、大きなパワーをもらえる。

これはまさに、「結び」そのもので、

人間関係の「スジ」
「縁起」
そのような話にもつながります。

ご先祖様や神様、見えない存在に対してや、
自分の今の現在地と、そこに至るまでの道のり

「誰のおかげで今この関係性があるのか」

源流に想いを馳せることなく、
無意識のうちに自分の中で自分のモノにしてしまうことで、
「縁結び」の結びがそこで途切れてしまう。

現代の特に若い人、特に学校で真面目に勉強ばかりしていると、
「人間関係」の経験値が少ないので、そのあたりがよくわからず、
「頭でっかち」になってしまう。

「ご縁」「起源」に目をむけないと、真の「感謝」は湧き出てこない。

「感謝します」と言葉で言っても、
「感謝は大事」と頭で思っても、
本当の意味での「湧き上がる感謝」は出てこない。

感謝が湧かなければ、愛ベースでの行動は難しい。


だから、現代人は「不安ベース」で生きている人が多い。

そして、無意識のうちに「氣」が閉じて、
見えないものを感じ取る感覚が閉じてしまう。

うわべだけの、テクニックだけの、コミュニケーションばかりになってしまう。

山から海への循環の再生のために、土壌のグライ層をなくしていくことも大事ですが、
同時に、ヒトの心のグライ層も溶かしていくことが大事ですね。

想えば、私がこういう活動をしようと思ったのは
人生の舵を大きく切ろうと決めたのは、
「このままでは、子どもにバトンを渡せない」
という衝動と、

日本の歴史
特に昭和の戦争の時代に、イノチをつなぐために必死で戦ってくれた
ご先祖様の想いを知ったときでした。

そのとき、確かに身体の中に衝撃が走って、
「このままではいけない」と、衝動的に動く力がみなぎった。

そして今回、
もう一度そこを見直すことで
今までイノチをつないでくれた両親や祖父母、ご先祖様
長崎で、「地球の再生」という尊い仕事をさせていただき、日々色々なことを教えてくださる森川ご夫婦
支えてくださるたくさんの方々

ここまでご縁をつないでくださった、たくさんの方々の顔が浮かび、
心がじんわりと温かくなって
「ああ、ありがたいなあ。」と、感謝の気持ちとみなぎる力が湧いてきました。

常に、常に、
今の自分の現在地と、
そこに至るまでのご縁、道のり
「源流に想い馳せる」ということを
忘れてはいけない。

まだまだ、経験が浅い分、間違ってしまうことも多いけれど
一つ一つ、確認しながら、学び成長していきたい。


今日は大学で、研究室の後輩に研究の指導をしていました。
先生、先輩から教えてもらって、私までつないできた研究のバトンを、後輩に引き継いでいっています。

自分の6年分の研究ノートを後輩と一緒に見ながら、
当時、必死に考え、勉強し、データを取り続けてきた道のり
たくさんの方々にアドバイス、ご指導をいただき、先人の論文から知識を拝借し、ここまできたこと
改めて感じました。

わからないこと、勉強したこと、ひらめいたこと
全部ノートに書いて、噛り付いて必死に研究に取り組んだ。

でも今は、全然違う現場にいて、今まで勉強してこなかったことばかりを毎日やっているけれど、

かつてバドミントンや研究でそうだったように、
どんなに不得手なことでも、もがいて、ある時突然、回路が繋がって、わかるように、できるようになるのだということ。

だから、これからも、どんな環境にいても、吸収していけるという自信を得られた気がして。

リスタートしていこう、と思いました!

私がしたような壁にぶつかる人が、これからたくさん出てくるかもしれません。
「地球の再生」「ヒトの再生」
この研究が、誰かのお役に立ちますように。




いいなと思ったら応援しよう!