見出し画像

"DAO"=「自律分散型組織」について

最近、新時代の組織の在り方として注目されている”DAO”(自律分散型組織)。

そのDAOの本質は、「純度」ではなかろうか。

自分も世界もまっすぐに見ること。
弱きも醜きもまっすぐ受け入れて、潔く生きる。
いのちがいのちに嘘をつかないというあり方。

自分の直観を無視せず、感覚を信じること。
一方で、自分を客観視する目を失わないこと。

そうしてできたまっすぐな鏡で、自身も世界も投影する。
醜い自分に蓋をするのではなく、直視して受け入れる。

依存、同調、不安も、直視し、受け入れた上で、ひとつひとつ手放していく。
知らず知らずのうちに自分にしていた蓋を開ける。
出てきた感情も受け入れる。

人によっては、ものすごい苦痛を伴う。
耐えきれずに逃げてしまう人もいるだろう。

破壊と再生。ゆがんだ音の調律。

これが、「純度」を高めるということ。

そうして、自分の本当の音を奏でる。

そういう人たちが集えば、2人でも3人でも10人でも、人数に関係なく生まれるのは、即興演奏。

これが、”DAO”の本質。

決して「組織」ではない。

自律した人がそこにいるだけ。

だから、”DAO”(自律分散型組織)という言葉は不適切だ。

表す言葉がないから、DAOっていってるけど。

だから、「ヨコ型組織」「全員参加型で」と、「組織」を創ろうとする前に、
するべきことは、それぞれの自律。
それぞれが直視・手放し・破壊再生を経て、本音を生きること。

本当の自分へのチューニング。

そして、忘れてはならないのは、
”マザーアース”=中心となる女性
の存在だ。

時代は、これまでの男性性優位の社会から、女性性優位の社会となる。
これからの時代に中心となるのは、女性。

でもそれは、女性が仕切るとか、これまでのピラミッド型社会で女性が活躍するとかではなく、
子宮をもち天地とつながった女性が、その直観で天地の声を聴き、
場に不協和音があれば調律していく。

まさに、場の調律師。

マザーアースなしには、真のDAOは不可能だろう。

男性も女性も、今すぐマインドチェンジが必要だ。
これからの時代の在り方に、これまでの常識や成功体験は通用しない。

逆さまの世が直立する、夜昼転換のこの時代の大転換期。

男性社会でうまくやってきた父性優位のおっさん化した女性も、自身が女性であることを思い出すときだ。

男性と女性は役割が違うのに、女性の男性化を勧め、学歴レールや経済社会に組み込もうとしてきたのがこれまでの世。
その価値観も、まるっとひっくり返るときがきた。

地球の二極化。伸るか反るか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?