地球を再生するための牛飼い
日本の中山間地域では
人口流出等による農林業の担い手不足により、
耕作放棄地や放置された山林・竹林が増えている。
ヤブ化した土地の地下では土が硬くなり、
海に適切な栄養分が流れなくなっている。
結果として西海市が面する大村湾では
年々磯焼けが進み魚介類が減少している。
私たちは、これらの問題を解決するために、
牛の耕作放棄地への放牧を進め、
土中環境を改善することで、
森、川、里、海の循環や
本来の生態系を再生し、
大村湾をかつての豊饒の海に再生する。
これを人と動物が協同した環境再生型農業のモデルとして確立し広げていく。