土の進化向上②
牛を放牧している山で、ときたま糞から新芽🌱が出ているのを見かける。
上の写真は6月上旬のものだが、
数日前、久しぶりに山に入ると、、
芽のオンパレード‼️
パワーアップしていました🤣
山の中を歩いていて、明らかに地面の色が緑色のところがポツポツとあって、
よく見ると糞から大量の芽が出ているのです。
オモロすぎやろ笑
牛の糞は、4つの胃でよく消化され堆肥化されやすく、土の進化向上を促すのです。
人も手に負えないこんな耕作放棄地。
セイタカアワダチソウだらけ。
牛が入ると
食べて糞をして歩いて、、
2年後、、
セイタカアワダチソウの背が低く弱り、
芝がメインの植生に変化していきます。
基本的に荒れ果てた耕作放棄地の土中環境は最悪で、
外来種、パイオニアプランツしか生えれないような固く栄養の無い土。
そこに、牛が入り、開拓しなから草を食べ、糞をして歩くうちに、
土中の空気や水の循環が促され、
糞によって微生物が豊富になり、団粒化し、
豊かな土中環境に変化していくのです。
そして芝は牛にとって栄養価が高いだけでなく、
表土にしっかり根を張り、強い地面にしてくれます。
牛による土の進化向上と、植生の変化。
大地に雨水が浸透するようになり、
地中をゆっくりと染み込んで海へ湧き出す海底湧水が、
海の生態系を育みます。
地球は、土と水の惑星。
土の進化向上と、水循環の促進。
これからの地球にとって、牛の役割はとても大きいのです。