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薪ストーブの薪は自前の森から得る!オフグリッドな小屋

切るべき長さをチェンソーの刃を使って検討をつけている

レンタルスペース森と小屋では、生物多様を大事にする観点から、立ち枯れた木や倒れた木というものをそのままにしておく方針をとっています。なぜかというと、そうした木は、キツツキや昆虫、菌類、さまざまな生き物が活用するから。そのお陰か、アカゲラに設備の一部を破壊されたんですけどね。→その様子
でも、人の出入りがある場所ではいつどの方向に倒れてくるとも分からないものを放置するのは危険ですので、適宜伐倒して安全管理をしています。
倒した後は、状態にもよりますが有効に活用すべく玉切り(決めた長さにこま切れてしていくこと)をして薪にしています。

伐倒→玉切り→(場所により搬出)→薪割り→薪棚で乾燥→薪ストーブ
こんな流れですね。

半年前に作った薪を棚から取り出し割って、中心部の水分を計ったところ

水分量20%以下が目標。ここの場合は半年で済みますが、本州のような湿度の高い地域や風通しの具合によっては1~2年かかるようです。色んな方のブログを見ると乾燥中にカビてしまって・・・なんて苦労話しを見たりするので、半年でカラっと乾くのは恵まれた環境のようです。

森に住むという当初の計画は叶いませんでしたが、自然の資源を使ってエネルギーを得るスタイルは実現できています。
雨水タンク、太陽光発電、バイオトイレ、薪ストーブ、完全ではないけれどゆるっとオフグリッドなスタイルを取り入れた変わった小屋です。今年の営業はあと3週間を切りました。遊びに来てください。

※オフグリッド(off-grid)とは、電力会社などの公共のインフラに依存せず、電力やガス、水道などのライフラインを自給自足している状態を指します。

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