決断

何も見えない闇の中

腕を伸ばし、虚空に手をかけ横に引く

カーテンの如く隙間が開き、眩い光が差し込む

開くほどに闇は消えていく

すると闇を形成していた自責の念や後悔達は、光に照らされ消えていく

後には残った僅かなかけら

拾い上げ手に取ると砕け去った 

何故こんな簡単なことが今まで出来なかったのか?

それとも時間があったからこそこうなったのか?
 
いずれにしても、もうこの場所に要は無い

新たな方角へ歩を進める



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