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オールドレンズ

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オールドレンズを使用した写真を題材とした記事をまとめています
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オールドレンズの前玉を裏返したらどんな写真が撮れる?

今回使用したレンズは「MIR-1B 37mm F2.8」 注)見出し画像は裏返してません。 何年か前に上記の動画を観た時にこのレンズを所有していたことから真似することにしました。 動画を観ていただければわかりますが前玉を裏返すだけです。 ただそれだけのことですが、いつもと違った印象的な写真を撮ることができます。 活躍してくれる機会が増えるのは、街中にイルミネーションが多く装飾される11月から12月ではないでしょうか。 作例として上記のレンズを使用していますが、このレン

Jupier-12 35mm F2.8 (旧Contax・Kiev & L39) × ストリート

先に「旧Contax・Kievマウント」からお話しを。 すでにL39マウントのJupiter-12を持っていましたが、Nikon S・旧Contax(SCマウント)外爪用のマウントアダプター(フォクトレンダー SC→Sony E)を手に入れるときにレンズもセットだったため両方を所有することに。 マウントアダプターを介してデジタルカメラに装着した時の見た目はSCマウントの方がカッコ良いです。 ただ、SCマウントのレンズの個体差なのか?マウントアダプターとの相性が悪いのか?

YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F1.4 × ストリート

ヤシコン以外のヤシカのレンズに興味を持ち始めた時、最初に出会ったのが「AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7」だった。 手に入れてすぐ近所へ試し撮りに行ってみるとゴーストが見事に出たことから興味はさらに広がっていきました。 「F1.7」には前期型と後期型があり初めて手に入れたのは前期型だった。 玉数もそこそこあるしとにかく安い。なのでもう1本買ったり後期型も買ったりしたけど最初のが一番ゴーストの出方が好みだった。(↓の写真) そうなると「F1.4」への期待

Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8 × ストリート

私が所有する「Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8」は ゼブラ鏡胴の前の型になるのでしょうか? 全てではありませんが、Exaktaマウント特有のマウント側のくびれがマウントアダプターと組み合わせた時に不恰好で嫌で購入してもまともに使ったことが無かったこのレンズ。 note用にと何年かぶりにしっかりと撮影を楽しみました。 広角35mmのF2.8なので開放から解像力は十分で周辺も大きく乱れることなく良好な写りです。色ノリもコントラストも十

Jupiter-9 85mm F2 × ストリート

なぜか3本も手元にあるこのレンズ。 3本とも黒鏡胴のM42マウントでMC表記ありが2本、なしが1本。 Jupiter-9はマウントが「M42」「L39」「Kiev 外爪」の3種類ありますが、個人的にマウントアダプターと組み合わせた時の見た目はM42が一番好みではない。 旧ソ連のレンズはヘリコイドのグリスが固着していたり固着気味で重かったり抜けていたり。そのグリスが絞り羽根に伝わり油染みとなったりなんて個体が多い印象。 所有している3本も滑らかではあるものの少し重いです。

Rollei Planar 50mm F1.8 HFT 後期型 × ストリート

このレンズはめっちゃ優秀。 今回使用したのは後期型のシンガポール製。 made in Singaporeってだけで敬遠する方もいるようですが素晴らしいレンズです。 ピント:F1.8だからそりゃそうだけどかなり掴みやすい。 逆光耐性:かなり強い。 歪曲:そこまで気にならない 最短撮影距離:45cm オールドレンズらしい?ゴーストやフレアを楽しむレンズではなく、MFでもAFのように瞬間を逃さず、それでいて柔らかくもしっかりとした画を撮影したい方におすすめ。 QBMマウント

Pentax Super-Takumar 50mm F1.4 後期型 × ストリート

何年も前に手に入れたが試し撮りだけで終わってしまったので久しぶりに引っ張り出しました。 今回はデジタルカメラと組み合わせて、note用に作例を撮ると共に使用感を確認しに行ってきました。 このレンズは大きく分けて前期・後期に別れ、後期型はアトムレンズだそうです。 所有するレンズも黄変していることにより、たまにオートホワイトバランスが狂いました。 ピントの山は掴みやすいってほどではないが許容範囲内。 歪曲はひどくはないけどそれなりに気になる程度。 優秀と感じたのは、周辺減

Nikon Ai Nikkor 50mm F1.4 【作例多数】

このレンズを持っている方にお聞きしたいのですが、開放でのピントの山めっちゃ掴みづらくないですか? 今まではフィルムでしか使っていなくて、FEに付けっぱなしだったんです。フィルムとの相性はとても良く、色ノリのあっさりとした写りも気に入っていたので頻繁に使っていた時もありました。 今回はnote用にと初めてデジタルと組み合わせてみたのですが . . .  最初の2,3枚で「あれ?」となりました。 ピントの山が見えづらい . . .  う〜ん、デジタルとの組み合わせはダメだな

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.4 【作例多数】 #2

撮れ高が多かったため、前回に引き続きこのレンズの紹介となります。 まだご覧になっていない方はぜひ ↓ なので今回は作例を中心にお届けします。 オールドレンズ × ストリート。 沢山写真を掲載しているので是非ご覧ください

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.4 【作例多数】 #1

オリンパスのフィルムカメラ、フィルムカメラ用レンズには状態に対して良いイメージが浮かばない。 ボディーはファインダーの腐食。光学はクモリ玉が多い印象。 オールドレンズをデジタルカメラと組み合わせて撮影するようになると、いろんなメーカーのレンズで撮影してみたくなります。 なのでOMマウントも使ってみたい気持ちからこのレンズを手に入れました。 今調べてもこの「MC」表記のあるモデルの作例を載せている記事はあまり見かけません。なぜなのか? オリンパスのオールドレンズは詳しくは

CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.7 AEJ 【デジタル編】 作例多数

このレンズについては前回のフィルム編にて色々と書いていますのでまだの方はぜひご覧ください。 追記)ヤシコンのPlanarはF1.4, F1.7共に樽型の歪曲が目立つので建築物の撮影には適さないと評されることがありますが私も同意見です。(AEJしか確認できていませんが) 今回の【デジタル編】では文字が少ない分、作例を沢山載せましたので写真を見ていただけたら嬉しいです。

桜 と オールドレンズ #2

使用したレンズは「Canon FL 50mm F1.8 I型」 「和製Biotar」と呼ばれているこのレンズ。 Heliosよりもお安く手に入るので遊んでみる価値あり。 II型との見分け方は「A-Mの切り替えレバー」が有るか無いか。I型には無い。 今回は前に書いたHeliosを使用した記事での撮影同様に和製Biotarを使ってぐるぐるボケに挑戦しようとしました。 ↓ まだご覧になっていない方はぜひ! 挑戦しようとしましたが . . . Heliosでお腹いっぱいでし

Jupiter-3 50mm f1.5 【作例多数】

私が所有しているのはL39マウントの82年製で黒鏡胴。 やはり大口径。Jupiter-8とは前玉の存在感が違う。  色乗りが良く、フレアやゴーストも綺麗。 最短撮影距離が1mと長いけど自分は寄りで撮ることが少ないので問題なし。 まだ手に入れたばかりだけど色んな写りを見せてくれる気がする。 ずっとこの1本で撮り続けようかなと思うほどに。(そうもいかない) 大切にしたいレンズがまた増えた。 オールドレンズでの撮影は主に開放。たまに絞るのでその時は別途記載。ホワイトバランスはオ

KONICA HEXANON AR 40mm f1.8 【作例多数】

このレンズの魅力は「銘板の見た目のかっこよさ!」これに尽きる。 あとは、パンケーキレンズなので携帯しやすく、マウントアダプター と組み合わせても丁度良いサイズ感。 手ごろな価格で購入できるおすすめレンズ! 写りも申し分なく、ピントの山も掴みやすい。 開放でのハイライト部に気持ち良い滲み。 逆光耐性もなかなか。ゴーストは綺麗とは言えないけど . . .  オールドレンズでの撮影は主に開放。たまに絞るのでその時は別途記載。ホワイトバランスはオート。現像は露光量を変えただけ。