約束を守らないヤツ。
僕は承認欲に飢えている。
人から認められたいし、自分でも自分を好きになりたい。
自分で自分を好きになれていない理由が最近ウスウス分かってきた。
それは「自分との約束を守ろうとしなかった数」なんじゃないかと思った。
僕は人との約束は結構守るほうだ。
待ち合わせの時間や提出日、予約やその環境でのルール、
でも自分との約束はなかなか守れない。
「明日はやるぞ!」と決めても
いざその時になると、ダラダラしてしまう。
何かと言い訳をしてはやらないことを正当化する。
きっとそんな奴が友達にいたら、僕はそいつのことを最終的に嫌いになるだろう。
最初は気にしなくても、だんだん「コイツは謝りはするけど結局口だけのヤツなんじゃないか?」と疑い始める。そこからまた数回約束が守られなかった時には自分の考えが確信に変わり、付き合うことをやめたくなる。
僕は自分との約束が守れなくても守ろうと努力した行為をすれば自分を必要以上に咎めることはしない。むしろ満足する。
これがきっと「ベストを尽くす」という事だと思う。
自分の約束の重みは自分でいつでも変更できてしまう。
「明日はやるぞ!」っと意気込むと、明日にはできる気がして仕方がない自分がいる。が、明日の自分は昨日の僕とはなんら変わらない。むしろモチベーションは昨日より低い。
そんな自分も昨日の自分なら叱れるが、今はどんなにダラダラしていても許してしまう。
「ヤバい、全然やってないじゃん」っと思いながらさっきまで見ていたスマホアプリを流れるままに見てしまう。
そして「今日はできなかったけど、2連休だから明日はマジでやろう」っと思い始める。また明日の自分と約束する。
明日の自分はどんな天才にもコントロールすることはできない。
できるのは「今の自分」だけだ。
そうやって知らず知らずに約束を守ろうとしない行為を積み重ねてきた自分を呆れてしまったんだろう。それでも自分と付き合うことは一生やめられない。一生ついてくる。自己否定はそうやって生まれるのかもしれない。
約束を守らないヤツ。そんな他人を好きじゃない人はきっとそんな自分も好きになれない。
小さな約束でも守るようベストを尽くそう。じゃないと自分を頼ることさえできなくなってしまう。
自分を本当に許せるのは都合の良い言い訳を見つけた時じゃなくてベストを尽くした時のみだ。
自分の中に2つの人格があるみたいだ。
明日の自分は今日と同じ事をする。だから僕は「今」やる。