実際の宇宙に基づく作品「美少女戦士セーラームーン」
水星逆行中ですが、みなさんはなにか影響を受けていますか。
こちらの記事で触れたように、射手座的な見直しが起こっているかしれません。
かくいう私は、影響をしっかり受けております。
受講中の占星術講座の復習に加え、久しぶりに漫画に興味が湧いているところです。
その作品がこちら「美少女戦士セーラームーン」。(どちらも星関連でまさに射手座です。)
個人的には、その世界観に定期的に浸りたくなる原点で頂点の作品です。
ところで、この「美少女戦士セーラームーン」という作品を読んだことのある方は、最終章の第5期で明かされる太陽系外の星々や銀河のことをどこまで正確に理解できているものなんでしょうか…。物語を何度も読んでいるわたし自身、忘れている箇所が多くありました。
占星術的な視点では冥王星は大移動を終え、水星は逆行している今こそ!
今回は、実際の宇宙に基づく「美少女戦士セーラームーン」の設定についてまとめてみようと思います。
個人記録用のためのまとめになりますが、セーラームーンの世界観の魅力を少しでもお伝えできればいいなと思っています。
ご興味ありましたら、ぜひお付き合いください𓂃𓈒⋆⁎✳︎☽⋆
太陽系のセーラー戦士
まずは、おさらいです。物語の主要キャラ「セーラー戦士」の守護星である太陽系の話から整理します。
セーラームーンたちは、太陽系のそれぞれの星を守る戦士です。
太陽を取り囲むの各惑星たち(地球の衛星である月、今は準惑星になった冥王星も含む)をそれぞれの戦士が守っています。
◼︎ セーラー戦士が守るもの
物語では、ありとあらゆる闇の心を持つ敵が地球を襲ってきます。太陽の黒点から生まれたもの、同じ地球人、時空のねじれからやってきたもの、新月の闇の中のもの、星になり損ねたもの…(登場人物が多いのもまた、頭がこんがらがるポイントかも笑)
太陽系のセーラー戦士たちは、太陽系の秩序を守るため戦うのです。
物語の終盤第4期までは、太陽系内のお話でした。
第5期は銀河が舞台
第5期からは太陽系からまた一歩引いてみた場所、銀河での戦いです。
第5期では、実在する宇宙が設定に盛り込まれています。事実に基づく箇所を軸に整理してみたいと思います。
◼︎ 天の川銀河
「銀河」とは、私たちの太陽系がある天の川銀河のことで、七夕シーズンによく見る実在のあの「天の川」です。
セーラームーンたちの太陽系は星の集まりの中の一つにあり、その集まりを「天の川銀河(銀河系)」といいます。(夜空に見えているのは、簡単に言うと銀河の断面のことです。)
ちなみに、セーラームーンに付き添う猫の「ルナ」たちや第5期敵キャラの星もこの天の川銀河の星々の中のひとつのよう。
同じく、今もなお不動な人気キャラ「スリーライツ(セーラースターライツ)」のキンモク星系もこの天の川銀河の星です。
(もちろん、これらはどれも実在しません。)
◼︎ いて座A*
事実に基づくのは、天の川銀河だけではありません。第5期で登場する「いて座A・スター」。これは実在する天の川銀河の中心にある「いて座A*」(ブラックホール)という天体です。
物語では、この「いて座A・スター」から全ての命の種であるスターシードやセーラークリスタルが生まれると描かれています。
実はこれもまた、事実に基づく設定です。いて座A*(ブラックホール)が、星の誕生を促していることが明らかになっています。(参照)
さいごに
どんなに好きな作品でも、時間の経過とともに細かな設定は忘れてしまっていました。それくらい壮大な物語なんだと改めて実感させられているところです。
ただ実はこれが、葛藤の種でした。胸を張ってファンと公言していいものなのか、と。
「作品が大好きだし、星を読むのも大好きなのに。」
実際の宇宙に基づく要素が盛り込まれていることもあり、西洋占星術の視野を広げる目的でも一度しっかり復習しようと思い立ったのが始まりでもありました。
けれど書き終えて思うのは、やっぱり素晴らしい作品…♡ これにつきます。
竹内直子先生の世界観と実在する宇宙の要素とが混じり合っていると、なんだかセーラームーンがより身近に感じられてロマンがあるんですよね。
お付き合いくださった方がもしいらしたら、ありがとうございました。少しでもなにかのきっかけになれていたら嬉しいです。
セーラームーンへの愛を語ります。
毎月、新月満月読みしています。