パリさんぽ #24 〜 ベルサイユで舞踏会!?
やっと始まった新学期。
娘ちゃんたちは学校へ。
しかしまだ始まったばかりで夏休み気分は抜けず。
週末はバースデーパーチーに引き続く形のパジャマパーチー。
ええぃ、面倒臭い。行っちゃっておくれ。
そんな頃、姐さんは友に声をかけられ、
「姐さん、土曜の夜はヴェルサイユ行かない?」
へ!? 舞踏会でもあるんでせうか。
だけど貧乏なシンデレラは、着て行くドレスがないのですん😢
だけど、ヴェルサイユでの舞踏会ってどんなー?
『グレート・ナイト・ウォーターズ』と言って、6月から9月までの毎土曜日、ヴェルサイユ宮殿の庭園で繰り広げられる、噴水と光と音楽のショー。
そしていよいよ今週が今年最後の普通ショー。
新春シャンソンショーはないでしょー。
「来週になるとDJが入ってのエレクトロナイトで料金もアップするらしいよ。普通のでチケット取っておくから。30€ねー。」
はっ!?
結構イタイのね。その舞踏会。
そのクセ、王子様もナシ!?
王子駅でウロウロしてたカイもなく。
じゃあ、普通の行っておかなくちゃだわ。
どうせ家からは車でヒトっ飛ばし15分程度。
そう言えば、ヴェルサイユ宮殿庭園の噴水は、1680年に造られたラ・マシーンによってセーヌ川から汲み上げられた水が繰り広げる壮大な歴史があるお話しでもありました。
それに加え、先週に入りぐぐっと気温が下がり朝夕は10℃前後。みんな鼻水ピーピーで、すでに夏も終わったか、と思われた矢先。
姐さんもご多分に漏れずここ2、3日風邪っぽくてねぇ。だけどチケット無駄にしたくないし。
...な〜んて思っているところへ友よりメッセージ。
あら、至れり尽くせり。
しかしこの寒いのにpicnicとな。
だけど日本人の感覚からすると、
「花火が22時50分からで23時閉園。」
とは何かの間違いではないのか!?
まず花火がそんなに遅くから始まるのか?
たったの10分しかないのか?
これは全く日仏常識クイズ並の問題で。
一応答えをご紹介しますと...
何せここいら夏季の日の入りが22時近くなもんでね。
やっぱり花火は暗くなってから見たいじゃないですか。
暗い所でイチャイチャしながら、いやん♥タマや〜🎆とか叫びたいじゃないですか。
それに日本の様にじっくりたっぷりに時間をかけて楽しんで最後にドッカン、てタイプではなく、パンパンパンパンッ!と軽い連打であっという間にイッちゃうタイプ。いいんです。たったの10分で。
そうするとですね、どうしたってフランスの花火ってーのは、トリのシメの23時頃になっちゃう訳なんです。
そういう事だと仕方ないっ。
貧乏なシンデレラ、寒さ対策だけはしっかりして舞踏会出発に備えましょうか。
ユニクロのフリースヒートテックに、カシミアカーディガン、その上に冬用ダウン。
こないだロバとデニーロに会いに行った時と同じダウン!? あれは確か11月も終わり頃。
まぁ、姐さん、寒がりなもんでねぇ。
更に一応昔娘ちゃんが使っていた小さめ毛布持参。奇遇にも毛布の柄はシンデレラ👸
お願い誰かあっためて♥
と、前置きだけで終わってしまいそうな今回の記事。
どんどんイキますよ〜、あはん♥
そうです。
魔法は切れるの、12時で
ハリツヤ保つ曲がり角
お肌の若さの曲がり角
いいの、気にせずしっかり抱いて
アタシはあなたのシンデレラ
夢の彼方へトンデレラ
12時までには帰ります
白くて艶ある華奢な肩
化けの皮剥ぐ熟女の恥じらい
明日また続く床掃除
いつまで磨けど光ることなく
このまま運んでお姫様抱っこして
広い胸にて夢心地
現実パンチで目が覚めて
頬に流れるしょっぱい涙
楽しく熱い夏を惜しみながら。
きゃうん♥