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【ボナペティレシピ⑤】サディスティック鶏のロティ
フランス料理は、お上品で、難しいと思っている方のために、自己流カンタンお料理をお届けします。
今回は鶏肉を豪快に使ったロティ(丸焼き)、ご紹介いたします。
〈材料〉 4~5人分 調理時間 1時間15分
鶏肉 1羽
(無い場合、手羽、モモ、胸、各2ツずつ)
オリーブ 300g
ニンニク 丸ごと1コ
白ワイン 100cc(辛口ムスカデ)
水 約200cc
❖付け合せ野菜炒め (基本的にはお好きなお野菜で)
ズッキーニ 1本
アンディーブ 3本
セロリ 3本
シメジ 半パック
⚠️閲覧注意
要メンタル準備、センシティブな方はお気を付け下さい。
(メンタル準備)
オーブンを180℃で温めておきましょう。
今回はまず始める段階から、サディスティックな気分を盛り上げておきましょう。
01. メインとなる鶏ですが、フランスではやや黄色味を帯びたアジアンな肌のものの方が、すべりも良く上等と言われております。
縛るのがお好きな方は、そのままに。食い込むのはイヤ、好きでない方は、赤い縄をはずしてあげましょう。
02. 今回は中にオリーブを詰める予定ですので、赤い縄は不要です。楽にしてあげましょう。またそのままロティにする場合には、縛ったままくっきり焼き色が付いた方がお好きな方もいらっしゃると思われます。
その代わり、胸、腹、モモ、そして出来れば手羽も、フォークに慢心の力を込めてブツブツ穴を開けておきます。
03. そしてややグロテスクではありますが、片脚を押さえつけながら中のぐぐっと奥の方へオリーブ、ニンニク、オリーブ、ニンニクと交互に詰めていきます。
04. ちなみにフランス語でニンニクは、"愛る(アイル)"。そう、愛があるのです。これがスペインに行くと"アホ"になってしまうのですから驚きです。
手羽ちゃんもOh là là ! のポーズ。
05. その後水を半カップと白ワインをかけた後、粗塩とコショウを振り、いたわるようにマッサージ。
06. ペッパーミルはフランスを代表する自動車メーカー、プジョー社製がおすすめ。歯車の原理はここでも大活躍。
07. 溢れてしまったオリーブたちは手羽の下に隠すようにしながらオーブンへ。タイマーは60分にセット。
08. その間にあらかじめ切っておいた野菜を、ズッキーニ、アンデイーブ、セロリ、の順で炒めます。アンデイーブがじゅわっと濡れてきたら、準備は整ったサイン。もうちょっとのガマン。焦らされますね。蓋をして2、3分待ちましょう。くったりしたら食べられますよ。
09. 15分経ったら、一度出して肩から水ををかけてあげましょう。そしてまた15分。
10. 今度はカラカラにならないようオリーブオイルをかけてあげましょう。こんがり焼けます。
11. 更に15分焼き、もう一度水をかけてまた15分。
合計60分焼き、中のニンニク(愛る)が色づいたら、できあがり♥
12. もちろん私は、手羽ゲット。こんなたくさんの愛るに囲まれて。まるでお祭りのよう。
ビバ! 手羽カーニバル💃
サディスティックなお料理、楽しんで頂けました?
さあ〜、召し上がれ。
Bon appétit!
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