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パリさんぽ! #9 〜 肉欲の昭和歌謡
秋です🍂
『恋人も濡れる街角』の多い、パリからです。
秋です🍷
♪紅茶の美味しい喫茶店
にでも行きたくなっちゃうかもしれませんがね、
こちとら朝からぶ厚い肉に食らいつきながら、こってり系ワインでも味わいたい気分なんですよ! 今日の姐さんは。
そこで、「肉と言えばアルゼンチンやね」という一言を耳にし、早速『涙のリクエスト』。
そしてちょっぴり『シャワーな気分』で久々に仕事の早く終わった姐さんを待つものはっ!
そう、アナタもスキなパリさんぽ!
〈本日のMAP〉
シャンゼリゼで仕事を終えたら、さっとメトロで
コンコルド広場下車。
自信あり気にそびえ立つオベリスクを横目に、すっとチュイルリー公園へ。
♪チュイルリラー、チュイルリラー、風に吹かれてー、
とぶりぶりぶりっ娘しながらふと見上げれば、『かもめが翔んだ日』!?
かもめって『ギターを持った渡り鳥』じゃなかったんだっけ?
目の前に現れる、元、鉄道駅だったオルセー美術館。
ここにもしばらく行ってませんが、ちらっと脳裏によぎる乗り鉄タマシイ。
『夜霧よ、今夜もありがとう』
だけど、今日は朝から"肉"欲にうずうずしてるので、
♪ダメ、ダメ、ダ〜メダメよ。また今度😉
そのままぶらぶらルーブラ美術館まで前進し、ここらで才女サガンがいた左岸へそそくさと『悲しみよ、こんにちは』。確か、玉置さんの名曲だったはず。
♪平気、
セーヌ川渡ったあとには、ノートルダムへの扉があるの、悩んでちゃいけない
ココ、拡大が必要です!
まだまだ工事、ウォンチュー💋
レトロなポスターもある、セーヌ川沿いの古本屋、ブキニスト。
♪ちょいと一杯のつもりで呑んで
セーヌを覗いてみれば、シトロエンの2CV、恋人たちを尻目に、お舟と競争?
そして、よく見ればルーブル美術館を正面に川岸で🦆さんたちがキチンと一列に整列中。
そろそろヨーロッパ1の美術学校、ボ・ザールの脇を入りましょう。
こちらボナパルト通り。アートギャラリーなどが並び、通り全体が美術館の様な通りですが、その中でもひときわ目が釘付けになったのが、この「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」。
1803年創業の香水ブランド。
作家バルザックの小説に影響を受けた調香師ビュリー氏が始めた、オイルと水分をブレンドさせて作ったというお肌に優しい水性香水。
フラスコタイプの試香スタイルと、アダムスファミリーにでも出てきそうな黒一色の店員さん。時代物の家具と香水瓶の方によじれた!
アルコールやエタノールを一切使用しない香水の香りより景観に酔った、呑兵衛で肉食系の姐さん。
んー、アタシ、こっちのほうが本能的にはよじれるタイプ。
『赤ちょうちん』ならぬ、夕暮れのカフェの赤い灯。
いや〜ん♥
それと共にめっちゃフォトジェニックなトライアンフのバイク。
よじれ隊〜♥
♪街の灯りがとてもキレイね、パリの路地
ここらサンジェルマン・デ・プレです。
うちの近くのアン・レーでなく、デ・プレです。
アカデミー・フランセーズをバックに立ち呑みの『オヤジ達のペイヴメント』。
♪曇りガラスの向こうは
額縁に入れたようなショーウインドー。
一体何屋さんだったんだろ。
こ〜んな怪しげな誰かの家かと思わせるようなバーなんかあって、つい。
♪水割りをくださーい
だんだん日も暮れて『翳りゆく部屋』になってくる頃。
この路地を突っ切れば、オデオンからサンジェルマン大通りへ抜けられます。
サンジェルマン大通りを東へ進めば、そこは『学生街の喫茶店』が並ぶカルティエ・ラタン。
この辺にはギリシャ料理のお惣菜屋さんもあり。
大好きなタコ🐙サラダ発見🤩
だけど今日は生憎会い肉の予定が。
そしてそろそろ、お腹も減ってきたな〜、という午後7時半頃。
お! アルゼンチン食料品店。
うわっ。
マテ茶キットなるものまで売ってるわ。モノホン♥
アルゼンチンのかっくいい男たちと言えば、
そう!ガウチョ!
ガチョウじゃありませんよ〜。ガウチョ。
彼らが、いつも仲間同士で回し飲みしているのがマテ茶です。
ガウチョでなくても、アルゼンチン人たちはマテ茶が大好きのようですね。
マテマテマテー!
日本に茶道があるように、アルゼンチンにはマテ茶道があるらしい。
ラテじゃなくてマテ。
しかも、マテ茶の入れ具合で、ラブラブ♥度もわかるらしい。
♥お砂糖どっぷりマテ→あま〜い毎日、私の両親に会って!
♥蜂蜜入りマテ→とろとろ〜、もう結婚してん!
♥とっても苦いマテ→早く帰って! あんたなんかどうでもいいの!
♥一度も茶葉を入れ替えず薄くなったマテ→別のところで飲んで、もう帰ってよん!
♥冷えてしまったマテ→もうあんたになんか関心ないの!
♥あまりにも熱いマテ→あなたをすっごく愛しているの!または、あなたを恨んでいる〜!という両方の意味。可愛さ余って憎さ百倍!
♪あんたに、あげ〜〜〜る
さぁ、アナタはどんなマテを入れてもらうのでしょ〜か?
なんて言っている間に着いていたすぐ隣にあったお目当ての、アルゼンチン料理レストラン、"エル・スール"。
『ミ・アモーレ』な『タンゴ・ノアール』まで聴こえてきちゃったら、それこそ『飾りじゃないのよ涙は』。
朝から肉欲に飢えていた姐さんをお出迎えしてくれたのは!
こんなよじれ隊機械。あはん♥
そしていよいよ中へ!
一気に😆イクー♥
ただねー、さっきから気になってるのはやっぱり地ビール🍺キルメスの恋人😍
『メビウスの恋人』はうしろ髪ひかれ隊。
スペイン語で真っ先に覚えたフレーズ。
オイガ! セルベッサ、ポルファボール😘
(すいませ〜ん、ビールお願いっ!)
アルゼンチンの国旗🇦🇷と同じ水色と白のスッキリしたラベル。
アルゼンチンの畑で働く車と発売年1890年をモチーフにしたロゴ。
キルメスビールのウリは、完全国内生産の100%天然ビール。アルゼンチンの畑で育った原材料のみで製造されている旨が、パッケージに記載されています。
まさに『君は天然色』!
付き出しの君の名前は、チミチュリ(chimichurri)ちゃん😍
♪チムチムリー ちみちみちゅり ちみちみちゅりー
♪今、なんて言ったのー、他のこと考えて
アルゼンチンのソウルフードには欠かせないこのソース、ニンニク、パセリ、オレガノをベースに香辛料でピリっと。
これをちびちび、ちみちみ、キルメスとイクとあっという間、『クライマックスご一緒に』あはん♥
なんてイっちゃってると、『あの鐘を鳴らすのはアナター』と出てくる、お待ちかねっ!
🔔🔔🔔🔔🔔ー!
いやん♥肉厚ー!よじれ隊!
よだれもよじゃれ隊🤩
こんなのが欲しかったん。
コレでも一番小さめ200g。
焼き具合はミディアムを意味する"ア・ポワン"で。
さすがアルゼンチンのガウチョだわ〜。
『ガウチョの嘆き』ね。
アルゼンチンじゃ、アサドと呼ぶこの調理法。
♪君の朝ドよ〜
っと持ってきてくれました。
ポイントはピンクの酢漬けタマネギと粗塩。
このミックスがウマい😋
今回特にジューシーで柔らかなロモ(Lomo)って部分を注文しました。
先日のあるさんの詳しい部位名と比較。
やっぱり柔らかロースかな。
それともヒレになるのかな。
とろとろなお肉を堪能し、『恍惚のブルース』な気分になりながら、高速でキルメスを終え、遠慮がちにグラス赤ワインを頼みます。
なお、写真がありません。
大きなグラスに大きなボトルを持ってきて、たっぷり注いでくれるのかっ! と思いきやグラス1/3しか入れてくれず、
♪ショック!ショック!ショック!バージンショック!
ってモノホンバージンはそんなことでショックは受けないか。
じゃあ、
♪ショック!ショック!ショック!(元)バージンショック!
っと、しれっとグラス飲み干して。
♪もう〜、終わりだね〜。
腹ごなしに再びセーヌヘぶ〜らぶら。
♪月がとっても青いから〜
おさんぽもウレシイですね🥰
そしてまた橋を渡り、右岸へ戻ります。
パリ市役所前。
東京オリンピックが終わり、ホッとしている日本国民の皆さま!
こちらでは、既に次回のパリオリンピックへ向けての準備が着々と。
夕闇に輝く五輪のマーク。
その後、いつものように帰ってきましたが、アクシデント発生!
家までバスに乗りますが、終点駅で押しても引いても起きない男性一人。
運転手さんも困る。私も困る。
ポリス到着。
♪ペッパー警部よっ
なんだかんだで30分待ち。
あーん😫
しかたないので、『恋の山手線』でも聴きながら。
そう言えば! 皆さまありがとうございました🥰
でも今はいやん♥『セクスィーバスストップ』。
いや、そんな場合でなく、ピッタリな曲、ありましたよね。
♪バスを待つ間に〜
やっと、たどり着きましたとさ。
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