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(24)姐さんのひらりん、ちと帰国 2024冬! 〜 こ〜んな調子、イイ銚子!

毎度日本へ一時帰国の時はちと足伸ばして小旅行、がお約束の姐さん。まー、落ち着かないこって。しかも行き当たりばっ旅。
こないだまではイビザの夕日であはん♥な数日を過ごしちゃいましたけどね、さて今回は一体どこへ?

実は前日、高校時代の友人達と久々の冬の宴。いつものメンバー10人に加え、なんと今回担任の先生まで現れちゃって。還暦退職なさったのでお祝いさせていただきました。とは言えまだまだお仕事続行中らしく。いつまでもガンバっていただきたい!

で、その晩はそのまま友人宅へ転がった姐さん。だってグッドタイミングで次の日の朝早く、仕事で東へ向かうと小耳に挟んだんで、こりゃ便乗、吟醸、おかわり、ハイハイ。

という流れになって、ささっとお車でついた先がココ!
↓↓↓


JR 成田駅

😑え、なんか振り出し戻ってる?
しかもお時間見てください!
姐さんにしては珍しくの早朝しゅっぱーつ👉


見てくださいよ、東へ向かうには毎時一本!
朝7時台、逃したら結構待つことになるんで急げ!

駅着いたらまもなく発車ってんで、ホイ来たラッキー、ニンニキニキニキと東へ向え。

で! 今回選んだ先は?

こ〜んなイイ調子、本調子?
ってことでニッポン東の果て銚子へ行くぞい!

この替え歌以来手羽が...いや千葉がちと気になっていたわけでもありますし。



そして毎回のお約束、の返歌もいただいておりましたん。


いざ。

ひゃー、イイねぇ、早起きは。三文得した気分です。
はっきり言って、姐さんの地元埼玉よりも田舎〜な風景です。神がかってます。

一応二車線なので問題なくすれ違ってます。

途中、佐原で一時停止。鹿島線の乗換え駅なので少々時間調整です。
そう言えば佐原は観光地とどこかで小耳に挟んだような気が。この駅舎からも観光地っぽいニオイがプンプンしてきますよね?

そこへはらりと乗り込んで来た女性一人。
小さなリュックを持っているので、あら、珍しい姐さんの同胞か、と気を良くしつい話しかけてしまいます。

「佐原、いかがでした? どっかで佐原は良いトコだって聞いたような気がしたもんで。」
「え、そ〜なんですか? ゼンゼン知らなくて。アタクシ前の車両からこちらへ移って来ただけなもんで、町は存じ上げません。」
あ、こりゃまた失礼、そうでっか。

どうも腑に落ちん...などと思いながら香取を過ぎ、旅は道連れ世は情け。

「そう言えばどちらまで?」
と思い出したように再び話しかけると、
「終点まで。」
「あら、姐さんも。グーゼンですねー。」
ってこんなとこで他に行くとこないでんがな。
「青春18切符買っちゃったんで、日曜の一番電車で端っこの方まで行って、温泉入って夕方帰ろうかな、と思って。」
...ヘ? 今なんて? 
オ、オンセンあるんですか!?
「銚子から銚子電鉄で途中下車すると日帰り温泉できるとこがあるみたいなんですよ。」
よー知ってまんなー。さすが有休少ないニホンジン、週末の過ごし方、極めてる!
「えー、姐さん銚子電鉄乗ろうと思って来ました。オンセンってどこで降りるんですか?」
「確か終点一個手前の駅から歩いて行けるみたいですよ。」
「えー! 姐さん終点まで行こうと思ってました。オンセン行きたいなぁ。」
「しかも銚子電鉄の一日乗車券があると割引してくれるとか。」
「えーーー! まぢーーー! 姐さんご一緒させて頂きますっ!」
よー知ってまんなー。まさかの隠れ乗り鉄!? 割引に敏感やねんな。てかさすがクーポン使い慣れてる感のニホンジン、細かい割引で小銭ガッツリ貯めてそ〜!
珍しく姐さん他人様の行程に自ら進んでダイブにおんぶ!
いやそれって無理矢理くっついてった!?
まさにこりゃ、旅の恥は掻き捨てです。

いつもながらの行き当たりばっ旅、まずホテルに荷物置いて〜、町をぶらっとしがてら〜、港で美味しいお魚ランチでも〜...で次の日はゆっくり銚子電鉄に乗って〜...な〜んて呑気に構えていたところ、着いていきなり乗り鉄かっ!


やっと銚子に到着!
『ほととぎす銚子は国のとっぱずれ』
でござんすよ。
いや、こ〜んな調子、イイ銚子💪

大きなお醤油樽がお出迎え。

そして振り返れば、ややや、これだな!
わ・お〜ん🐶犬吠埼かっ。

しかし、ひじょ〜に目立たない案内です。
いやでももう気持ちはそっちへ引っ張られちゃってるから全然問題有馬温泉、じゃなくて犬吠埼温泉。


何故かホームのはじーっこの方にある銚子電鉄乗り場。

ここに料金表があるってことは、どうやら車内精算の予・感🤑こりゃ現金払いのみでっしゃろ。


銚子方面先頭列車 デハ2001形

きゃうーーーん♥
めちゃかわなお顔。ちとぽっちゃりどっしりタイプ。


ところどころ塗料が剥げてますよ〜。
車窓デコもレトロ。
CDKで銚子電気鉄道の略。
外川方面先頭電車 クハ2500形

こんな早い時間に乗り鉄できるなんて!
泊まってても無理😅
成田しゅっぱーつ👉から約2時間かかってます。
やっぱり日本最東端は遠いんやね。



やった! 運転席かぶりつきっ♥

中に入るとレトロ感は増し増し。

昔懐かしい写真が広告代わり。

もときさんを彷彿とさせる味のある写真。


ディテールにこだわると、じわーっときます。

電車内で車掌さんから直々に購入。
こちらが「弧廻手形」、一日乗車券です。

銚子の地図を見ると、やっぱり手羽を思い出す手羽形半島。
そこへ路線は弧を描くようによじれてますん。
よって弧廻。
この「弧廻手形」が目に入らぬかーー。


CDK、銚子電鉄は1923年創業の開業100周年。
基本ワンマン運転の最高時速40km/h。単線で全長6.4kmに10駅あり。
前史は1913年(大正2年)に出来た「銚子遊覧鉄道」で、当時は銚子〜犬吠埼間の運転。
元々赤字だったところへ第一次世界大戦が重なり、四年目には廃線。レールは鉄材として売却。
その後、廃線跡を転用し、漁港があった外川まで延長し再開。
現在でも細々と姐さんのような乗り鉄ファンヘ向けサービス続行中💋



手作り感がホッとする、昭和の雰囲気満載の車内停車駅案内。

この単線のよじれ感もたまりませんな。

さ、進みますよ〜。

「上り調子、本調子」のネーミングライツがはつらつとしております本銚子駅。
レトロな広告があはん♥

その後は、「髪毛黒生、笠上黒生」駅。
ネーミングライツ付きの駅アナウンスは一瞬はっとするんですが、ご愛嬌。


その後はのどかな畑がびろ〜んと広がります。

おお、こりゃキャベツ畑じゃ。
時期的に春キャベツ大豊作。

その後いよいよ犬吠駅に到着です。
ここは「関東の駅100選」に選ばれているようで、南欧風。
あ! なんか居る。
お手々👋降ってくれてますん。

そう言えば佐原で知り合った女性、途中下車するようなお話でしたが、結局姐さんが誘った形で、
「終点まで行きましょうよ!」
「そ、そうですね...」

「終点から歩いて戻ったってワケないんですから大丈夫。」
「そ、そうですね...」
行き当たりばった旅姐さん、本領発揮。


そして遂に終点到着「ありがとう、外川」駅。
だんだんこのネーミングライツにも慣れて、上り調子本調子😊

ありがとう、クハ2500形


ピンクの桃とデハ801形によじれますん。
こちらは旧列車。
お疲れさま。

ホームに登場の地元企業の名入ベンチ。
昔はここから魚や塩が運ばれたんでしょうな。


お! 懐かしのNHK朝ドラ「澪つくし」記念写真。
このドラマは1985年放送の、大正から第二次世界大戦後までの銚子が舞台の純愛物語で、沢口靖子、川野太郎主演。
陸に生きる醤油屋の旧家の娘と、海に生きる網元の長男を軸に描かれる和製ロミオとジュリエット。


       6'20"頃 電車登場。

最高視聴率55%!
地元ヒゲタ醤油をモデルにジェームス三木作。
地元愛が溢れてますね。
大量旗もかっくいー😍


今どきの黒板書き。
よじれます〜ん。

そしてお馴染み、銚子電鉄の危機を救ったぬれ煎登場!
みんなこんなで買えなくなると困るので早々にひと袋げっちん💪

ストラップもあるようですがまばらです。

困るのは、下調べして来てないので何かあるのかわからない駅周辺。(姐さん、いつものことやん)
こんなざっと地図でとりあえず。

以前はこの地図も駅でもらえたようなんですが、品切れ中。ってことで写真に撮ってGO!
一応外川ミニ郷土資料館もあるようなので寄ってみましょ。

こちらが外川駅時刻表。
一応ね。
(あんまりチェックしないとこが玉にキズ)

そして、外川駅全体像。
絵になりますね〜。

まさに映画のセットのような趣。
赤いポストもよくお似合い。

あ、しまった。
ここで記念撮影できたのになぁ。
お一人様じゃなかったし。すっかり忘れちゃいました。


だけどしっかり銚子電鉄堪能しました!
♪100%片思い〜、な感じの乗り鉄姐さん。



今日もお疲れさん!



あはん♥


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