心の奥底にある〜大切な記憶の箱〜
正直、書き始めると、何から書いて良いのやら。
振り返ると、いろんなことがありすぎて、手が止まってしまった。
母の認知症の予兆が始まった頃から、わたしは日記を書き留めていた。
それは、書き留めていた。というよりも、
自分の気持ちの整理や、思いを吐き出すため。のようなものでしたが、
これを機に、押入れの奥にある日記帳たちを探してみることにした。
しかし、2010年より前のものが見つからない。
そーいえば、
数年前の引っ越しの際、 ” 今を生きねば!” と、何冊か処分した気も。
さて、どうしよう、、、。
あの日記帳だけが、頼りではあったのだけれど。
一番近くにいた父も、昨年、旅立ってしまったし、
兄たちや、叔母たちと
記憶のすり合わせ。をするしかない。
にしても、
あの切ない日々を、皆は、話したいだろうか、
皆、それぞれ、
心の奥底に、箱にしまい、風呂敷で包み、
大切にしまっているのではなかろうか。
風呂敷を解き、箱を開けたら、
あの頃の、自分への不甲斐ない思いが、溢れそうで、
少しだけ怖いような気もする。。。
来週、
お彼岸の際にでも、話せたら話してみよう。