「旦那さんはもう何となく気付いてるよ」

--そうだと思います。

私が主人が隣にいるのにスマホを触っていること
音楽を聴きながら、主人の話をちゃんと聞いてないこと
子どもの相手をしながらスマホで何かしていること


俺の話、全く興味無いじゃん

興味無いものは仕方ないじゃん。
あと聞こえないの。
主人の声が。
なぜか聞き取りにくくなった。

モゴモゴ喋ってる時
キッチンで料理している時
主語がない時

誰に対して喋っているか分からない。
子どもは1人じゃないし、え？今私に言ってたの？って思うこと、言うことがよくある。

ちゃんと主語つけて話かけて。

育児からのストレスなのか
義両親と私がうまくいってない事からのストレスなのか
主人はすぐ声を荒らげるようになった

元からこういう性格である事は、主人がゲームをしているときを見たらすぐ分かっていたけど

義母からすると、そうではないらしい。

夫婦関係が少し拗れている期間を経て

現在のスキンシップが増えた日々がきた。

どうして今更こんな事をするのか。

でも私はスキンシップを取る、その行為は好きだからされるがままでいる。

「もう旦那さんのことがすきー！キラキラしてるあたし！楽しい！の時期終わったでしょ？」

当たり過ぎて笑えてきちゃう。
誰にも言えなかった気持ちを占い師さんが当ててくれてる。

--主人の飲み会が増えて、朝帰りでもいいよと伝えたら朝帰りをするようになりました。

私は笑顔で伝えた。

朝帰りについて義母は良い顔しない。

でも私は、それでストレス発散になるなら構わないし

行った先でお気に入りの子を見つけたらいいのにと思ってる。

「まだお気に入りの子はできていないね。」

やっぱりそうなんですね。

主人にも私は直接聞いてる。

お気に入りの子はいないこと。
誰も抱いていないこと。

オシャレと香水に手を出し始めたから誰か見つけたかなって思ってたけど、まだだった。

気になる子できたら楽しんできていいからね！

私はいつもそう伝えている。

主人はノリで分かったって言うし、
でも実際遊んだら慰謝料請求するんでしょ？
って聞くけど
私はそんな事しないよ。

むしろ大歓迎。

私の代わりに主人と義両親と仲良くしてくれる人が来たらいいなって思うし、私みたいに最初に上手く気持ちを伝えれず我慢する性格より、ハッキリものを言ってくれる人が来たらいいなと思ったりしてる。

「もうさ、全て置いて出ていく覚悟あるでしょ？」

--…はい。

子ども達と一緒に居たいけど
もし仮に離婚するなら親権は俺が貰うって過去にそれとなく話した事もあるし、孫に執着している義両親から離れたいから、連れてきたらずっと付きまとわれそうで私は怖い。

子どもより自分を大事にする母親でごめんね。

「でも子ども達の事を考えるとーってことだよね？」

子どもを理由に離婚しないって言いたくないけど、実際は、結局はそうである。

次何かすごく嫌な事があれば…とは少し考えたりもしている。

「彼について見てみようか」

「彼は…もう今は誰もいないね、関係が終わってる」

…たしかに何か関係があった女の子はきったと言っていた。

「彼は…あなたの事がすき。ワンチャン自分のものになれば…と考えている。だから会いたいって言ってくれてるでしょ？」

「とりあえず一旦会ってから考えんとだね」

--そうですよね。

会いたい気持ちは凄くある。

今は私が遊ぶお金も子ども達にまわしているし、

お金があっても

私にはお腹に子どもが居たと分かる妊娠線や手術跡がある。

彼に全てを隠している私にとっては
1番バレたくないこと。

今まで遊んだ人達にも隠してた。
バレていない。

でも彼には知られちゃいそうで。

こんな私を受け入れてくれる訳ないから。

会いたくても会えない。

仮に全てを終わらせても、過去のことを受け入れてくれるか。

知られるのが怖い。

「焦らないのがいいね。」

「あなたはこの状況から抜け出し、自分の幸せを勝ち取りたい、そうでしょ？」

--はい。

私が今何をすべきか。

何を優先すべきか。

答えは分かっていても間違ってしまう自分が

とても腹立たしく、滑稽で

とても人間らしく

私は、思ったよりも今の自分が好きである。

私はこれからどうなっていくのかな。

悪いことをしているから、きっとしんどい目にあうと思う。

もう義両親とな仲良くできない。
話をしても何か気に入らない事があるとあとで文句言われるし、何かにつけて言われるし、自分の思い描いてた理想と違えば言われるし、私は付き合ってられない。

主人はそこに関しては同じような事を思っているらしく…
でも、遅いよ。

色々思うところはあるけど
占い師さんの話す時間は本当に楽しくて

誰にも言えない本音を伝えれて良かった。

占いが終わると私は彼に連絡をした。

楽しかった、凄く当たっていた。
変なツボとか勧誘なかったよ。

それを聞いて安心してる彼。

主人にも夜に占いについて聞かれたから
仕事の占い結果について話をした。

夫婦関係を見てもらった事はもちろん秘密。

わざわざ言うことでもないからね。

終わりが来るその日まで

私たちはあとどのくらい一緒に居られるかな。