【Meglog】外国語を学んで何になる?これらのメリットがある!!!:外国語を学び得られるもの
外国語を意識的に学び、習得する過程には幾つもの喜びと挫折があります。
私は英語と中国語を習得中のLanguage learnerです。
日本語が母語で、英語は中学の義務教育から、中国語は大学でやっと始めました。
今、私の英語と中国語はどちらも中級です。
まさしく、道半ば。
忍耐強くやっているところです。
今日は外国語学習をしていて得られるものをお話しします。
1つの地域、1つの言語で生まれ育ち、まだまだ他言語が流暢でないからこそ、外国語学習の過程で感じる楽しさがあります。それが今日のテーマです。
1. 他言語の文字や音を理解し、その言語を話す人とコミュニケーションができる
1つ目はやはり、これまで話す手段がなかった人と会話できるようになることです。
また、他の国や地域で文字、音を理解でき、行動範囲や思考範囲が広がれば、言語を話せなかったときよりも多くの出会いと交流を生むことも可能です。
2. 外国語で情報を得られる
外国語を使えると、ネット上でヒットする情報量が格段に増えます。
特に国際言語の英語はネット世界で汎用性が高く見られ、Webサイトの6割は英語表記と言われています。また英語話者のインターネット利用率が高いのはいうまでもありません。
言語話者人口 (正確な統計を取ることは不可能に近いのでご参考までに)
英語 第1位 15億3,100万人(2022.7)
日本語 第11位 1億2,600万人(2022.7)
この人口と話す能力があるというよりか、この言語人口が使用するデータに触れ理解できるかどうかがここでの重点だとすれば、外国語や文化を学ぶことでこれだけの人が使用する情報を自分も扱うことができるというのは大きなメリットです。
実際に、ご自身で試してみると分かり易いかもしれません。
Google検索エンジンで、日本語、英語、それぞれの言語で検索して出て来る内容と量は違うと感じられます。
よって、英語ができれば英語でヒットする情報網内の情報も収集可能となるのです。
学術・商業目的でも活かされますし、単にモノ調べでも、より正確な情報を得るのに助けになるのではないかと思います。
映画やテレビ番組の字幕が自分で理解可能にもなります。翻訳では省略される部分も聞き取れますし、ディテールまで理解可能になることは外国語で情報を取り込む利点です。
3. 外国語学習者であるメリット
国外で暮らす中、外国語学習者である限り、日常生活で他人の興味を引き付けやすいです。
言語が拙い人は、発言すれば目立ちます。
間違えても聞いてくれる人や笑ってくれる人、気にかけてくれる人がいれば、何でも話のタネになる。
「人と違う」が人の興味を引きます。
外国人は外国人でも、その土地の言葉を少しでも話せられば、お互いの習慣や文化、好きなことの違いに興味が立ったとき、会話になる。
また、学習者は話せないからこそ積極的に助けを求めてもよい立場です。
仕事で使うならば、仕事内容により高いレベルが求められますが、しかし外国語レベルに関わらず、論理的思考やらコミュニケーション力やら対人態度なんかは元のアイデンティティとともに保つことはできます。
自分の意見表明や能力の重要性も忘れず行動していけば、周りの人が助けようとしてくれたり、と外国語学習者としてのメリットもあるのではないでしょうか。
また日本国内でも、言語学習や国際交流は一つの趣味になり得ます。
他の外国語学習者や外国人と交流する楽しみも外国語学習をしているからこそです。
4. 考え方の変容と視野の広がり―自己発見
外国語を学ぶことで得られる一番の大きい変化は考え方変容と視野の広がりです。
新しい言語を学ぶとき新しい扉を開く感覚がありました。
外国人との会話や彼らの行動の中に見られる違いに気づき、また別の国の光景、文化を知り、自分の考え方がそれらに影響を受けます。どんなに自分の思考は柔軟だと考えていても、何せこれまで見たことや聞いたことのないものを取り込めば変容します。視野は広がり、自分や慣れしたしんだ物事への見方が変わり、自分や身近な物事へ新たな気づきが生まれます。
Conclusion
外国語を学び得られるものを4つに分け整理してみました。
・他言語を理解すれば言語を通してより多くの人と直接コミュニケーションがとれる。
・外国語でより多くの情報をダイレクトに得られる。
・外国語学習者は注目を引く。外国語学習は自分の個性や趣味になる。
・考え方が変わる、視野が広がる、自分や身近な物事に新たな気づきが生まれる。
あなたが外国語を学び得られたものは何ですか?
外国語が話せるようになれば、行動・思考範囲や人生進路に新たな可能性や選択肢が見えるかもしれません。
次週Meglog【語学を勉強と捉えないで】
「言語を学ぶのには疲れたよ。異文化理解にも疲れたよ。」
外国語習得は疲れます。
学び続けても学び終わりません。流暢に2つの言語を話す人を見ると、羨ましく、溜息を吐きたくなります。。
また自分の言語部分以外の能力が外国語に影響を受けることもあります。ネイティブスピーカーと全く同じように意見を言うのは難しいことです。
それでも続ける価値を感じられるから学び続けたいという言語学習者へ、
感じやすい悩みや挫折の解決策として、語学をするときの心構え、いわゆる語学マインドセットを次週お伝えします。
キーワードは “語学を勉強と捉えないで“ です。