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祭りのあと

2020年夏の思い出と言ってしまっても過言ではない、聖糞飛来配信が1つの区切りを迎えた。

その日ピルピンさん不在ではあったが、いつもの感じでSpoonの配信がスタート。
しかし立て続けに音声が途切れ、電波が安定していないとの表示が頻発する。

何度か配信も再起動されるが現状は変わらず、不躾な凸にも冷静な対応を見せる原さんが遂に激怒!

そこからの決断は実に素早かった。
『解散ッ!』
ピルピンさんa.k.a.社長の発言をきっかけに、聖糞飛来配信Spoon編 最終回祭りが急遽スタートした。

リスナーは溜めていたスプーンという名の実弾を、
「もう持ってても仕方ねぇ!」
と言わんばかりに皆さん狂い投げ。
もちろん自分も僅かではあったが即投げした。
画面上に様々なスプーンが舞い散る光景、それはそれは鮮やかで、夏の花火でも見ているかのようだった。

そんな花火の見せ場と言わんばかりに飛行機も飛んだ‥しかも2機‥。
その時の配信者・リスナーの一体感と高揚感は、まるでライブで聴くEric.Wの時のようだった。
それを作り出してくれたパイロットのお二人には感謝しかありません。

そして配信も終盤に差し掛かり、正式に朗報が入る。
『Spoonではなく、他アプリへの引越し先を探して聖糞飛来配信を続ける』
その時に誰かが言った、
「さっきの飛行機は、みんなを乗せて次のアプリへ行く為の飛行機だね」
センス溢れる、なんて小粋なセリフだろうか。

そこからはリスナーへの還元タイムとでも言おうか、原さんによるバンアパ楽曲の弾き語りがスタートした。
楽曲リクエストコメントをかみくんが拾おうとするも、あまりにも速くコメントが流れてしまうので、
「多くて流れが速いからなかなか拾えない!」
と言うほどのリスナー達の熱量がほとばしる。

そんな中、さっき飛行機を飛ばしてくれたパイロットのリクエストを優先しよう!とリスナーの皆さんが言った。
流れるコメントを強調するように、パイロットのコメントをみんなが連投する。かみくんに拾ってもらえるように。
まさに聖糞は優しい世界そのもの。
世界中の人々が聖糞リスナーのように優しくなれたら戦争なんて無くなるのに、なんて考えていた。

原さんはリクエストの細かいオーダーにしっかりと応えてくれて、ベースはもちろんギターや歌までも入れて演奏してくれた。どの楽曲も惜しむ事無く。サービス精神の化身の様なお方。

higher狂いとしては、ベースオンリーでhigherの美味しいフレーズを聴けた事は、墓場まで持っていきたい記憶にスッとランクインした。
その音色は本当に美しすぎて、肥溜めに咲く花の様だ。聖糞だけに。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、そろそろ配信終了がよぎる。
FUCK THEM ALL を演奏中にブツッと配信が終了した。これはSpoon運営に対するアテチュードだったのでは?と思えるグッドタイミングだった。
解散ッ!の言葉に相応しい、お見事な幕切れだった。

終了時刻は午前2時にもかかわらず、自分のTwitterタイムラインは流れ続けていた。
自分を含め、リスナー皆さんの聖糞に対して様々な思いのツイートがされていたが、そのほとんどが感謝と次回への期待だった。

聖糞飛来配信を通して沢山の方と繋がる事が出来た。TwitterやSpoonのコメント欄というオンライン上ではあるが、文字の端々に見える人柄にリアル並みの親近感を覚えた。
自分のツイートやコメントに暖かく反応して頂き、それが生活のハリとなってハッピー気分で過ごさせてもらっております。
この場をお借りして皆さんにはお礼を申し上げたいのですが、文字では伝えきれません。原さんの言葉を拝借させて頂けるのなら、『 サンキュー』でございます。

そして聖糞飛来配信を聴いていく中で、よりバンアパを身近に感じた。
これからの人生ずっとバンアパを聴いていくんだろうなぁというフワッとした感覚から、これからの人生ずっとバンアパを愛し続ける!という明確な決意へと変わった。

今は祭りのあとの余韻に浸りつつ、過去のアーカイブを聴いている。まるで友達の家でダベっているような感覚になれる、本当に素晴らしい配信だった。

ピルピン社長が新天地となるアプリを目下検討中との事らしいので、近日中に糞聖飛来配信が再開される事を心待ちにしていたい。

※ 記憶頼りなので自己補正有りです、ご了承くださいませ

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