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音楽と芸術が咲き誇る街(サンミゲル・デ・アジェンデ/メキシコ)
2023年11月14日、世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆。
パートナーと共にだいたい3年ほどかけて巡るつもり。
旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。
現在メキシコ。
メキシコシティからバスで4時間ほどにある街、サンミゲル・デ・アジェンデに滞在した。
メキシコの民芸品で装飾された石畳の小道。
コロニアル建築のカラフルな家々。
街角に咲き誇るブーゲンビリアが乾いた風にそよぎ、
暖かな太陽が高原を照らす。
メキシコの風情が存分に感じられる街だった。
今のところ、メキシコで一番好きかもしれない。
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ちょっとボロボロなのもメキシコらしい。
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ブーゲンビリアが街を彩る。
ここは芸術の街とも呼ばれ、街には有名な芸術学校がある。
大きな民芸品市場もあり、安くて質もいいと聞いていた。
ここでの私たちのお目当てはお土産を買うこと。
荷物を日本に送る予定があったから、ここいらでちょっくら民芸品を買い漁ろうではないかと思った。
さて、いざ中心地へ。
中南米のお決まりで、街の中心には公園と教会がある。
街全体のムードもわかるので、初めての訪れた時はとりあえず行くことにしている。
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メキシコでよく見る素朴な教会とは違い、なんだかゴージャス。
ピンクの石材にゴシック調の装飾が施されている。
可愛くて、“教会“というよりかは“お城“って感じがした。
お姫様が住んでいそう。
ヨーロッパの名残のようなものを感じるけれど、左右にあるヤシの木と強い日差しがラテンのムードを醸し出している。
メキシコの天真爛漫なプリンセスを像を妄想してちょっと好きになった。
街の栄えているエリアはこぢんまりとしていて、ちょっと歩くだけで目的地につける。
この街のいいところだ。
チラリとお城を眺めたあとは、ひとまずおやつタイム。
民芸品を漁る前の腹ごしらえ。
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メキシコではチュロスが人気で、お店もたくさんある。
チュロスとココアの組み合わせが定番。
パートナーがココアよりコーヒーの方がいいとのことで、チュロスとコーヒーを注文したらそれはできないと断られた。
謎すぎなので尋ねてみると、「ココアに無料でチュロスが付いてくる。」というシステムのようだった。
あくまでココアがメインなんだ。
の、割にちゃんとした量のチュロスが出てきた。
意外にもチュロスはかなり甘さ控えめなので、ココアとの相性抜群だった。
甘味欲を満たした後は、お目当ての民芸品市場へ。
全長500mを超える市場には、数えきれないほどのお店が連なっていた。
扱っているものも様々だ。
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市場の中にギュッとかわいい民芸品が詰め込まれていて、眺めているだけでも楽しい。
買って送れるって思ったらさらに楽しい。
今までは旅を続ける中、欲しいなと思っても買えなかった。
いざ送るとなると、結構真剣にみてしまう。
市場では勇気を出して陶器のお皿を買ってみた。
そろりと持ち運び、願いを込めて発送するしかない。
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可愛い。
せっかく日本に送るなら、もうちょっと買ってまとめて送りたいなと思った。
市場を後にし、街のお土産屋さんにも行ってみた。
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このお店、本当に可愛くてたまらなかった。
市場よりも値段は張るけれど、その分クオリティも高い。
ずっと欲しいと思っていたツリー・オブ・ライフがあって、かなりの時間悩んだ。
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悩んで最終的にこれにした。
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そして最近結婚したのでそれにちなんでウエディングの骸骨夫婦も購入。
全部で4つの置物を買った。
このお店は高級なだけあって、その場で丁寧に梱包してくれた。
かわいい置き物たちが包まれていくのを眺めながら思った。
「次にお目にかかれるのは何年後だろう。」
いつ帰るかもわからないし、どこに住むかも決めていない。
とりあえずDHLで送ったけれど、お願いです。
壊れずに届け、日本へ。
(追記:壊れて届きました。アロンアルファで直せそうなので実質セーフとしています。)
さて、日が暮れ、夕食の後にまた中心の公園へと向かった。
街は平和そのもので、昼間よりも盛り上がっている感じがした。
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ライトアップされ、美しく佇む教会。
鳴り響くメキシコの伝統音楽。
公園ではしゃぐ子供達の声。
甘い香りを漂わせる屋台。
なんだかテーマパークみたいだと思った。
かなりの音量でマリアッチという音楽隊が楽器を奏で、歌を歌っている。
メキシコの曲が公園一体を包んでいた。
ちょっと面白いのが、マリアッチが複数グループいて、それぞれ音量は大きいし距離も近いから音楽がかなり混じっていた。
それをお互い気にせず、グループが自由に演奏している様はまさにラテンのムードだった。
夜、誰もが楽しく出歩ける街は間違いなく良い街だ。
帰り道、昼間にいったチュロス屋さんの前を通ると行列ができていた。
後から知ったけれど、夕食後にチュロスとココアを飲むのがメキシコでは人気だそう。
時計を見るともう22時ごろだった。
寝る前のチュロス屋さんに行列ができる街かあ、と思った。
なんか、いいな。
良い街だ。
夜チュロス、いつの日かやりたい。
サンミゲル・デ・アジェンデで過ごした時間をお散歩コースにしてみました。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてください。
プロフィール:
1996年、サブカルインドア人間として大阪にて誕生。
服飾専門学校卒業後テキスタイルデザイナーを務めるが都会的な暮らしや流行に嫌気がさし退職。
2021年、沖縄県の宮古島に移住。
趣味だったハンドメイドウィービングや料理の仕事に就く傍ら、フリーダビングにはまり毎日海で泳ぐ。
さらなる自然への興味と世界を深く解釈したい欲が矢を放ち、世界を駆ける。
ラジオとゲーム実況が好き。
情報記事はこちら。
https://maryojourney.com
良ければインスタグラムも覗いてみてください。
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