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好きを寄せ集める #04 「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグ

この潔いピクシー・カットが最高に好き。

仏映画『勝手にしやがれ』でヒロイン役を演じた、ジーン・セバーグ。アメリカ人の女優さんです。

とある雑誌で60年代のファッションアイコンとして紹介されていたのを見かけ、「かっこいい!」と釘づけに。めったに行かないTSUTAYAのレンタルコーナーへ、DVDを探しにいった。

作中で彼女が着ている服のほとんどはボーダーかストライプ柄。ともすれば少年ぽくなりがちな短髪との組み合わせも、フェミニンな形のワンピースや帽子と組み合わせているから、絶妙なんです。さすがフランス、というべきか。モノクロ映像の中では一際映える気がする。



最高にかっこかわいい。

作り手には失礼な話だけど、実はストーリーはそんなに覚えていない。ただひたすらに、憧れの女性像をインプットする感覚で観たな。イメトレするみたいに。

ついに自分もベリーショートにして、もちろんボーダーも着てしまった。

似ても似つかなかったけど、それはそれで良くて。大切なのは、好きのエッセンスを自分に取り入れるってところ。ほんのひと振り。それだけで心躍るから、不思議だ。憧れのパワーってすごいな。

(あ、このあと美容師さんに相談して、自分の顔かたちに合わせたショートに変形させました)

ボブ目指して髪を伸ばしている今も、ジーン・セバーグを見ると、ついばっさり切りたい衝動に駆られてしまうんです。

あー久々にまた見たくなっちゃったな、この映画。


余談ですが、
つい先日、彼女の半生を描いた映画をハリウッドで製作中、というニュースを目にしました。主演は「トワイライト」シリーズのクリスティン・スチュワートだとか。日本でも公開されるかな?

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