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紛れもなくそれは光だった

日プS2が始まった頃私は真剣に死ぬことを考えていた。 自殺を考えるのは初めてではなかったがあの頃は人生で1番悩み荒んでいた。 日常が日常でなくなった2020年、地獄のような日々を過ごした。 エンタメを軸に生きていた私は突然現場がなくなり何のために生き、何のために働いているのかを見失った。 コロナ前、滑り込みでようやく見つけた就職先で先の見えない毎日を送っていた。やりたかった仕事ではあったけれど上のやり方と自分の理想との齟齬に耐えられなくなっていった。 そんな日々の中で私

    • その太陽は輝き方を知っていた

      2021年11月13日-14日 ぴあアリーナMM INI初のファンミーティングが行われた 控えめな歓声と沢山のサイリウムの海を前に登場したINI それは紛れもなくアイドルで、私たちが今まで見ていた彼らではなかった なにもかものレベルが上がっていた 韓国合宿での努力が伺える けれど、私が好きになった松田迅はそのままそこに在った 隙あらばファンサをしまくる彼を見て誰も取り残さないアイドルの片鱗を見た 私の求めていたアイドルだった 心の底から松田迅をデビューさせられて良かっ

      • それはいつも唐突に目の前に現れる

        先日碧海の活動休止が発表された 私は何度も活休を経験していたし、自分の推しが活休になることを幾度となく想像し心の準備をしてきたつもりだった そんなの全部、"つもり"でしかなかった 実際にその現実が突きつけられた時私は動揺しその現実を拒絶した 18:00に更新されるTwitter 何気なくTLを眺めていた時にその知らせは届いた "金城碧海の活動に関するおしらせ" こういった類のタイトルの公式からの発表はネガティブなことが多い 経験上、知っていた 彼は最近体調悪くイベン

        • アイドルの永遠と終わりについて

          アイドルを応援する人なら誰しもが願っていることがあると思う。 私も解散が見えてきた最推したちを見る度に思う。 なぜ、なぜアイドルは儚く永遠を謳うくせに絶対的に永遠ではないのだろうか、と これはこれまでに出会った永遠を願うアイドルたちについて記した ただのオタクの回顧録であり備忘録ある。 では、永遠とは何か アイドルに対する永遠とは前者であるだろう 私たちは終わりがあるからアイドルに永遠を願い、 終わりがあるからこそ今を噛み締め一瞬一瞬を逃すことなく享受できている 長

        紛れもなくそれは光だった

          それは歴史の継承者の誕生と新たなる歴史の始まり

          1pick脱落の悔しさから立ち直れずにいた2020年12月 それは唐突に幕を上げた 君の想いが"ツバサ"になる それは練習生に言っているようで私たちに言っているように感じた 練習生たちのデビューしたいという想いを乗せて羽ばたくために 国民プロデューサーがこつこつ毎日投票した羽がデビューという大きな空へ飛び立つための翼へと変わる 私たち国民プロデューサーがこの半年してきたこと、 それは101人の人生を決める選択であったはずで それはあまりにも大きな責任が伴うはずで だっ

          それは歴史の継承者の誕生と新たなる歴史の始まり