顔が黄色っぽく見える件
ふとした時に、鏡に映った自分の顔を見て、「なんか私の顔色、黄色い?」と思ったのが半年ぶりの日本帰省中の2024年3月。妹に聞くと「肌の状態は良さそうだけれど、ちょっと黄色いと思った」とのこと。
顔が黄色い=黄疸か?と不安になり早速リサーチ開始。肌が黄色くなる原因として主に考えられるものが3つ見つかりました。以下に、それぞれの性質と一般的な改善方法、私自身の対応についてまとめてみました。
糖化による黄ぐすみ
糖化は体内で糖質とタンパク質が結びつくことで起こる現象。 食事などから摂った過剰な糖質が、体内のタンパク質と結びつき、「AGEs(糖化最終生成物)」と呼ばれる糖化の原因物質(=老化物質)が生成され蓄積される状況。
(改善方法)
糖質の過剰摂取が原因なので、摂取量を調整する。そのためには、野菜を先に取るなど血糖値の急上昇をさける食事方法を取り入れると良い。糖化は肌の黄くすみだけでなく、シミやたるみの原因にもなるとのことなので、美容面からも要注意。
黄疸(おうだん)
黄疸は、血液中にビリルビンという色素が増えて、皮膚や白眼が黄色く見える症状。
(改善方法)
肝臓や胆管、膵臓などの病気が原因の可能性があり、改善するには、黄疸を引き起こしている病気の治療が必要。食生活を見直しても肌の変色が続く場合、肌だけでなく白眼も黄色い場合は、黄疸の可能性があるのかも。
柑皮症(かんぴしょう)
柑皮症は、みかんなどの柑橘類を過剰に摂取することで起こる。手のひらや足の裏に出やすいが、症状が強くなると全身の皮膚が黄色くなる。柑橘類に多く含まれるカロテノイドという色素で発生するが、健康に害を及ぼすことはない。
(改善方法)
柑橘類の食べ過ぎを控える。カロテノイドは柑橘類だけでなく、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草等の緑黄色野菜にも多く含まれているが、症状は一過性なので、あまり心配はない。みかん類なら1日2個*を目安に。
*農林水産省食事バランスガイド拡大図https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/kakudaizu.html
私自身の対応について
リサーチをもとに、何が自分に当てはまっているのかを検討しました。
糖化による黄ぐすみの可能性:
甘いものは好きですが、そこまでの摂取量ではないと思います。摂取量の変化もないので、糖化が原因とは考えにくいのですが、あまり摂取しないように意識しようと思います。
黄疸(おうだん)の可能性:
体調がすこぶるいいこと、一ヶ月ほどまえに受けた健康診断(血液検査)で、何も問題がなかったことから、黄疸の可能性はすこぶる低いと考えています。
柑皮症(かんぴしょう)の可能性:
一番に考えられるのはこれです。普段、レモンとグレープフルーツ以外の柑橘類を食べることはないのですが(オレンジ等は糖度が高いので避けています)、日本一時帰国中は、八朔やら甘夏やら、懐かしの柑橘類を堪能していたので、その影響が考えられます。ただ、1日1個までしか食べていないので、これだけが原因かというと不透明感は残ります。とりあえず、八朔と夏みかんを食べる量を減らすことにして、更にリサーチをしたところ、サプリメントによってビタミン類の過剰摂取がありえるとのこと。
実は、お世話になっている医療関係者の方の勧めにより、ビタミンBのサプリを半年前くらいから摂取していました。もしかしたら、そのサプリが合わないのかもしれない、と思い、とりあえずサプリの摂取をやめることにしました。
最後に:
現時点では柑皮症が一番ありそうな原因と考えています。柑皮症自体は、健康に害があるものではないようですが、必要以上に顔が黄色いというのも気分がいいものではないので、柑橘類とサプリの摂取を控えて様子をみていこうと思います。
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