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ちょっとやり過ぎたかな〜子育ての思い出「果物編」
「後悔」とまではいかないけれど、「ちょっとやり過ぎたかな」という後ろめたさを、infocusさんの記事『suika boy』を読んで思い出しました。
しましまのTシャツもほっぺも真っ赤に染め、シャクシャクと可愛い音を鳴らし一心不乱にスイカに吸いつく。
食べているのか、食べられているのか…
「カワワタベナイ」と呟きながら、皮が白くなるまで、カブトムシも真っ青になるくらい(ならんか)綺麗に食べ尽くした。
一心不乱にスイカにかぶりつく息子さんの表情の愛らしさに、私もうっとり見惚れます。
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我が家の子どもたちが幼いころ、毎日時間に追われていた私が工夫したことのひとつが、果物を小さくカットして出すことでした。
たとえば、スイカ。
「かぶりつくのが一番美味しい」とわかっていても、手や顔はもちろん、洋服、食卓、床までベタベタになって、洗濯も掃除も大変。
だから、一口サイズに切って、小さなフォークで食べさせるようにしていたんです。
子どもたちが自力で食べられる果物は、せいぜいバナナや蜜柑、葡萄くらいだったかもしれません。
ある日のこと、
「スーパーで売られている魚の切り身が海を泳いでいると思っている子どもがいる」
という話を耳にして、私は心配になりました。
「うちの子たちも、スイカや林檎、梨が丸いことを知らないまま大人になったらどうしよう」って。
食後に、食卓に座る子どもたちの目の前で林檎を切るようになったのは、その心配からきた習慣だったりします。
もう大学生になった子どもたちですが、いまでも果物は切ってあるほうが好みだったりします。
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日本で主流の切り方よりも食べやすそう!
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