意識のズレを修正していく面白さ
「写真を撮られるのが苦手だったんです」
と言っても信じてもらえないくらい、私が撮影を楽しむようになって5年近く経ちます。
楽しさのひとつは、
「あら?思ってたのと違う」
という意識のズレを確認できるところ。
1. 美しい所作
鏡がないところでポーズをとるのって、なかなか難しいんですよね。
「こんな感じかな〜」
と決めたつもりが、そうでもない、笑。
細かいところで抜けていたりするのです。指先やひざをそろえているつもりが、こんな感じ▼
意識を向けると、パッと変われます。
写真という証拠を前にすると、いつでもどこでも〈美しい所作〉を目指そうという意識が高まりますね。
2. 笑顔
フィードバックが即座に返ってくる鏡の前では決して見られない〈笑顔〉に出逢えるのも、写真の魅力。
「あら?」
上品に微笑んでいるつもりが、ガハハ!と笑っていることも、よくあります、笑。
着物をまとうのが嬉しすぎて、素が出てしまうのでしょうね。
セルフ・イメージのズレを目の当たりにするのも、面白いものです。
どんな世界のどんな自分でありたい?
ゴール側の臨場感でカメラにおさまる経験は、心と身体をつなげるトレーニングになるように感じています。
次の撮影では、どんなふうに成長できているかな?
いくつになっても成長を楽しめる自分でありたいです。
「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
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