いくつになっても何でもできる〜60歳からのスキー
お正月のこと。
実家の母が私の息子をスキーに誘いました。
祖母が喜ぶことをわかっている息子は、
「行きたい!」
と早々にスケジュールを調整しました。
(息子自身、チャンスがあればスキーに行きたがっていました)
貴重な機会なので、私も一緒に行くことに♪
今回は、アクティブな実家の母(74歳)、私(49歳)、息子(大学生)との10年ぶり(?)の三世代スキーが実現した背景を綴ってみます。
いくつになっても何でもできる
母がスキーを始めたのは、60歳のときでした。
近くに住む私の妹家族が、母を日帰りスキーに連れて行ってくれたのがきっかけです。
長年パステル画が趣味だった母が、
「孫と一緒に遊びたい!」
とスキーに初チャレンジ。
母は、若いころも含めてスポーツの経験がなかったので、家族みんなが驚いたものです。
その後、相性のいいコーチ陣に出逢ってスキーにどハマりした母は、毎年数回、シニア向けのツアーに参加するようになりました。
スキーで怪我をしてからは、整体に定期的に通っています。
身体のメンテナンスをしながら、スキーを楽しんでいる母は、
\いくつになっても何でもできる/
私の大好きなロールモデルのひとりです。
計画的な準備が成功の秘訣
母がスキーを始めた当時を振り返って、父が言います。
「〇〇子さん(母の名前)はすごいよ。
僕が留守番できるように、少しずつ料理を教えてくれてた」
そうなんです。
父は、家のことを何もしない人だったんです。
お茶・白米のおかわりも母に渡していた父が、いつの間にか、朝食も昼食も自分で準備できるようになっていました。
夕食は買ってきたり、外食したりするようです。
8日間のスキーツアーにも、父のことを気にせず参加できるようになった母。
お金のやりくりも、お見事です。
夫婦それぞれの楽しみ方があっていい
私の両親は、若いころから趣味が違っていました。
「キャンプがしたかったのに、1回も行けなかった」
若いころの母は不満もあったようですが、今ではさっぱりしたものです。
父のサックスの発表会を母が聴きに行く以外は、お互いに不干渉。
ジャズ・フェスティバルの前夜祭などは楽しんでいた母でしたが、数年前から
「ずーっと聴いてても、眠くなる」
と辞退。
母の代わりに、私が父と出かけるようになりました。
家族みんなで共通の趣味があるのも素敵ですけれど、そうでないからといって、ジャッジは不要。
お互いに楽しければ一緒に過ごせばいいし、そうでなければ別々でOK。
無理して合わせなくてもいいですよね。
父にはサックスを、母にはスキーを、これからも元気に続けてもらえたらと思っています。
ちなみに……
我が家も、夫と娘はスキーに興味がないので、私と息子で出かけます。
そこにあるのは、罪悪感ではなく感謝のみ♪
あなたのドリームサポーター
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(おまけ)
とても楽しみにしていた春スキー。
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