相手が喜ぶことをする〜「相手が嫌がることをしない」の次に考えたこと
「相手が嫌がることをしない」に続いて、今日は「相手が喜ぶことをする」について考えてみたいと思います。
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「相手が嫌がることはすまい」
と自分が心に誓っても、
「これは嫌」
と相手がいつも教えてくれるわけでは、ないんですよね。
「本当のところは嫌なんだよね」
と思いながらも笑顔を返すこと、あなたにも思い当たりがあるかもしれません。
じゃあ、どうしたらいいの?
私は、「相手が喜ぶこと」を考えるようにしています。
相手を想って何かをしたときに
「ありがとう」
と笑顔が返ってきたら嬉しい。
お礼も笑顔も返ってこなかったとしても、相手のことを想えた時間が愛おしい。
盛大に空振りすることだってある。
社交辞令でお礼を言われることだってある。
それでも、相手を想えることが幸せだなぁって思うんです。
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ただし、相手の表情が曇っていないかの確認は大切。
目の前の人のためによかれと思ってとった行動が、相手の重荷やストレスになることもありますから。
それでも、私は信じたい。
「◯◯さんは、どんなことを嬉しいと思うだろう?」
相手の幸せを真摯に考えることを続けてきた人の言葉や行動は、いつか届くはずって。
同時に、自分の期待通りの反応が返ってくることを期待しない。
自分が好きでやっていることですから、ね。
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こんなふうに私は、
「相手が嫌がることをしない」
と考えるよりも、
「〇〇なときに嬉しいんじゃないかな」
と想像して、いろいろ試してみることが大好き。
「こういうとき、とってもいい表情をされる♪」
「〇〇がお好きなのかな」
「◇◇に苦手意識を持っておられるのかも?十分にできていらっしゃるのに」
「今日はいつもの調子が出ていないのかも?」
相手に目をかけ、心をかけ、タイミングを見計らって、言葉をかける。
そうすると、とびきりの笑顔が返ってきて、私はとても幸せな気持ちになります。
(返ってこなくてもがっかりしない、そのマインドも大切)
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「相手が喜ぶことをする」って、「自分も喜ぶことをする」につながっていると感じます。
これまで人のためにがんばってきて、自分のことを後まわしにしてきたことで、
『相手が喜ぶことをする=他人軸で生きる=自分を犠牲にする』という信念が培われてきたケースもあるかもしれません。
「相手が喜ぶ=自分も喜ぶ、という世界があるの?」
と気づかれたときが、白黒思考を離れるチャンス!
白か黒かを迫らなくとも、白も黒も選べる世界があるんです。
今回の記事が、あなたの心が軽やかになるきっかけになれたら嬉しいです。
あなたのことが大好き!
子どものころのように素直に伝えられる大人が増えると、きっと優しい世界が広がります♪
「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
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