自己肯定感が爆上がりしたスキー体験〜「やればできる」
実家の母の話↓を書いていて、自分のアメリカ留学時代のスキー体験を思い出しました。
同じ大学寮に住むアメリカ生まれ・アメリカ育ちの友人達を見て、
「謙遜しちゃダメだ」
と考えるようになった私は、大変な状況に陥ったことがあるのです。
今回は、自己肯定感に関するエピソードです。
「できる」の基準をどこに置くか?
寮長をしていた友人Mikeに誘われたボランティア・ツアーからの帰り、
「せっかくだから、スキー場に寄っていこう」
という話になりました。
「Can you ski?(スキーできる?)」
とMikeに訊かれた私は、こう答えたんです。
「Yes, I can.(できるよ)」
でもね。
実は私、人工スキー場に2回行ったことがあるだけ、の超初心者。
本物の雪山を見たこともなかったんです。
それを「できる」と答えるなんて!
日本にいたころの私には考えられない回答をしたのは、以前、Mikeが言っていたことを前提にしていたからでした。
「I can play the piano.(ぼく、ピアノを弾けるよ)」
と言って、寮にあったピアノで『猫ふんじゃった』を弾いてくれたことがあるんです。
このときの私の衝撃ときたら!
Mikeにしたら冗談だったのかもしれません。
でも、私は思ってしまったんです。
↑この一言の結果、私を待ち受けていたものは……
やるしかない
というわけで、人生初の雪山です。
それも、想像もしていなかったほどの壮大さ。
当然ですが、人口スキー場とは桁が違います。
なのに、MikeもKateも、Tシャツにジーンズ。
そう、彼らはかなりの上級者だったんです。
「さ!行こう。最初は中級レベルでいいかな?」
ふたりに促されて乗ったリフトに、目が天になる私。
ようやくリフトを降りると、ものすごい斜面が目の前に広がります。
ちょっと遊びにきたつもりが、まさか命がけになるなんて……
もうね、心臓はバクバクです。
でも!
滑らないわけにはいかない。
(スキー板を担いで歩いて降りるという手段を知らなかったのです^^;)
やれば、できる
きっと内心は、「できるって言ってたやん」と呆れていたに違いないMikeとKateは、少し滑っては私を振り返り、見守り、声をかけてくれます。
心優しい彼らがいなかったら私、どうなっていたことか。
携帯もない時代のこと、
「ふたりに置いていかれるわけにはいかない」
という気合(恐怖?)のおかげか、この半日で格段にレベルアップしたような気がします。
ボーゲン(ハの字)で滑っている人などいない壮大な雪山で、上級者たちの華麗なパラレルターンを見本に必死で追いかけましたから。
何度となく転びましたが、怪我をすることもなく、最後のほうは景色も楽しめた……はず。
(正直、記憶が曖昧、笑)
人にできることは自分にもできる
↑こちらは、コーチングを学ぶようになって知った言葉です。
「やるしかない」という状況に追いこまれていたとはいえ、上記のスキー体験は、見事にこれに当てはまります。
「あの人と私は違う」
でなく、
「あの人にできるなら、私にもできるだろう」
という感覚。
「できる」と思えばできる!のです。
人間って偉大ですね。
きっとあなたも、なんでもできますよ♪
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