大人の学びが楽しい理由〜仲間と謙虚に学ぶ
私はここ数年、大人の学びを心から楽しんでいます。
受験勉強に苦しんだ学生時代には、学びに対するネガティブなイメージと劣等感がありましたが、今ではひとかけらも残っていません。
だって好きなんだもん
進学校で落ちこぼれ、
「勉強しなければ」
と have toで取り組むことに苦しんできましたが、今の私は
「もっと知りたい!自分もやってみたい!」
と want to なので、楽しくてならないんですよね。
大人の学びを始めて以来、
「よくそんなに勉強できるねぇ」
と友人から笑われることもありますが、
「だって楽しんだもん」
としか答えようがありません。
「いつもホントに頑張っているよね」
と声をかけられたら
「頑張っているわけじゃないよ。好きでやってるだけだから」
と笑顔で答えます。
いったい何がそんなに楽しいの?
そう訊かれたら……
「ゴールがあるから」
と答えます。
どんな世界のどんな人でありたいか?
そう考えたときに、学び続ける自分であることは外せないのです。
正直、この言葉をかけられた当初は、意味がわかりませんでした。
コーチ自身が「利他的な人になる」、というのはイメージできるけれど、「利他的な人を増やす」??
当時の私は、ゴールが小さかったんですね。
利他を含む大きなゴールを考えられるほどのマインドが、整っていませんでした。
衣川コーチのもとで学び続けるうちに、こうした言葉がしみこんできました。
仲間と学ぶ恩恵
数え切れないほどの良書をご紹介いただき、積読に囲まれながら、読書を楽しむ日々。
コーチとして抽象度を圧倒的に高めるために、本を読み、考え、発表するトレーニングを積んでいるうちに、見える世界が変わってきました。
そのベースにあるのが、謙虚に学ぶ、ということ。
仲間と共に学ぶことで、「わかったつもり」を避けることができます。
自分で発表してみると、
「理解が不十分だった」
と痛感することが多々あります。
言葉に力が入らないというか、上滑りしている考えあるのです。
何が、というのは明確でないものの、
「どうにも違和感がある」
こんなときには、
「この表現では誤解を招く可能性がありそう」
と仲間からフィードバックをいただけるのが、ありがたくてなりません。
数年前の私なら、「間違った私」「できない私」といったラベルを自分に貼って落ちこんだであろうことも、今では感謝しかないのです。
完璧からほど遠い自分を晒すことすら愛おしく思えるのもまた、仲間と一緒に学ぶ恩恵です。
「自分のため」ではなく、「人のため」に謙虚に学ぶ
仲間同士と自分を比べる必要なんて、皆無。
それぞれが自分のタイミングで歩みを進める。
先を歩く仲間がロールモデルとなって学びをシェアくださることに、感謝する。
自分が先を歩く担当分野については、仲間とわかちあいたくて、もっと学びを深めたくなる。
「自分のため」ではなく、「人のため」に学ぶ。
これが謙虚に学ぶってことなのだろうと感じています。
大人が真摯に楽しく学ぶ姿は、きっと子どもたちに伝わります。
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コーチ仲間たちとの研鑽を生かして、大人の学びを楽しめる場を広げる活動をしています。
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