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親が子どもを想うということ
さいすけさんの記事を拝読して、胸がぎゅーっと締めつけられました。
子供が欲しい、と望むことに罪はないが、なかなか残酷だなと思うようになった。子供が欲しいのではない。「健康で障害のない、普通の子供が欲しい」のだ。障害は個性などではない。歌の上手い子供を欲しがる親がいたとしても、手のない子供を欲しがる親はいない。
「健康で障害のない、普通の子供が欲しい」
22年前、私は確かにそう考えていました。
障害のある子どもが生まれる可能性を、我が事として考えたことがなかったのです。
しばし言葉を失ったのち、幼児教育を学んでいる息子と、『障害をもって生まれた子ども』について対話したことを思い出し、記事をシェアしました。
すると……
私の想像を遥かに超える真剣さで、息子が出産に伴う母子の命と健康について考えていることがわかり、胸がいっぱいになりました。
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父親となる可能性がある息子(大学生)と共に、命について真剣に考える機会をいただきました。
ありのままのお気持ちを綴ってくださったことに感謝しかありません。
きちんと向き合え。人生そんなこともあるよね、で済ますな。他人任せにせず、諦めず、悩み、考え続けろ。自分にできることは、それだけだ。
さいすけさんと奥様のお気持ちが「わかる」だなんて、私にはとても言えません。
さいすけさんのお言葉に、自身のエゴにも気づかされました。
私なりに、命について考えることを続けていきたいと思います。
親が子を想う気持ちが永遠であることを意識する機会にも、感謝いたします。
その子のことに縛られたりしがみついたりということではありませんが、
おっしゃるように、「その子のことを想う」ということは一生していきたいなと思ったりします。
〈私が私である〉ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
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