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結婚→退職→そして日本一周へ

前回の記事で結婚した話をしました。

知人の中には驚かれた方も多いと思います。

その後更に驚く行動をするとは思いませんでした。

結婚後1年で夫婦で退職し、貯金200万円で日本一周へ出発。
旅行資金を使い果たしたあとに、無借金で全く未経験の飲食店を開業してなんとか1年経ちそうです。夫婦2人の暮らしは楽しくなんとかなっています。

ここまでで興味を持った方はいらっしゃいますか。同じようなことをしてみたい、今後のために参考にしたいという方のために記録に残しておこうと思います。

はじめに

ここに記載するのは、あくまで我々夫婦が所属していた会社や自治体に関する事実に基づくことから決断したことやその後になります。

退職する理由

まず、何故私が前職を退職するに至ったのか、その理由を大まかに2つ挙げたいと思います。
1つ目は地元青森の居酒屋で若者たちが会話していた内容でとても衝撃的なことがあったから。その会話の一部を抜粋すると。

A『青森は給料が低い、結婚したけれども金銭的自由がない。』
B『そんなにお金に不自由?』

Bは独身で県外出身?そんなに困っていなかったと思います。

A『子供が2人、ローン組んで新築の家を建てて金銭的余裕は一切ない』
B『年収は?』

A『300万円』
B『厳しいね』

そんなやり取りを後ろの席で聞く私。青森県だけの問題だけではないと思うが地方の大きな問題だと思います。

当時札幌市に住んでいて、そこそこの会社に務めていた私はその感覚が理解できませんでした。

年収が低い→高いところに行けばいい
新築一軒家を立てる→身の上にあった賃貸に住めばいい

と思っていたし、問題がわかっているなら環境を変えればいいと思っていました。

が、自分の思ったことを即行動に移せる人は少数派だよなと。。。

それならば自分がそれを解決できるようになれないかなと。
自分の現状に満足していない人の避難所になれる働き場所を作れないかなと思いました。

ただ単純に退屈していた

今思えば28歳くらいから日常に面白みを感じることが少なくなっていたように思えます。

前職に務めて3年ほど経過して、仕事の進め方が少しずつ分かってきて、私生活にも余裕ができてました。

定時後はジム通い。
近所の居酒屋めぐり。
週1回の合コンなど。

なんかよくわからないけれども、忙しいのに満たされない日々が続いていました。これ今もあのときはなんだったんだろうという疑問なんですが。。。

そんな真っ只中に結婚しました。ちょうどコロナ禍に入ったときでした。

結婚して3ヶ月後に北海道内の利尻島へ旅行したときにふとその時は来ました。

私『仕事辞めて全く新しいことしない?』
妻『いいよ』

退職決断した日の利尻富士

とんでもない決断したと思いますが、今はその決断をしてよかった。
軽く乗ってくれた妻ありがとう。

そんな夫婦の軽い打ち合わせで退職することになりました。

結婚が2020年3月

退職願提出が2020年11月

職場の上長たちは不思議とびっくりした様子はありませんでした。
コロナ禍での転職リスクや、今後の生活の心配をしてくれ親身になってくれました。人間的にとても好きな人達でした。わがまま言いまくってすみませんでした。。。

退職が2021年3月

婚姻から1年で夫婦が無職になることになります。
両親も具合が悪かったでしょう。

2021年4月には日本一周にでることにしました。

当時コロナ禍真っ只中、職場の上司からも時期が悪いと止められました。
親はこいつらには何言っても聞かないといった諦め。

急いで出たのは熱が冷めないうちにと思って。

我々のような突発的に動いている人は数え切れないほどいるはず。

すでに行動している、面白いヒト・モノ・コトを見に行こうと日本一周へ出ることにしました。

コロナ禍での日本一周賛否両論あると思いますが行ってよかったです。

結果論になりますが無病息災で終えることができましたし、当初の目的を達成できたと思っています。

日本一周の内容について

退職して日本一周することを友人や取引先の引き継ぎの報告をした際に、『羨ましい』『私もやりたい』という言葉を何人かから聞きました。

中には昔の夢を思い出して語る人までいたり。素敵な夢でしたよ。

同じ悩みを持っている人が少なからずいることに嬉しい気持ちというか、自分を肯定するわけではないですが安堵したことを覚えています。

ここではそんな少しの悩みや、葛藤を抱えている人の背中を少しでも押せればいいと思いながら、私のケースを伝えていこうと思っています。

次回は退職後の日本一周にかかった準備と費用についてお話します。

毎度あり!


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