47都道府県制覇 ②北海道
おばんです。趣味の47都道府県制覇は北海道編だ。北海道の観光情報を中心に伝えていこうと思ったが、そんなのググればたくさん情報が出てくる。
大学進学を機に青森県を飛び出して以来、14年も住んでいる北海道。第2の故郷と言ってもいいような場所だが、住んだ町は3つしかない。その3つの街を思い出とともに紹介してみる。
1.室蘭市
高校を卒業して大学へ進学して、初めて親元を離れて暮らした町。初めて訪れた時の景色は今でも覚えている。
JRの最寄駅は東室蘭駅で、函館からは特急電車で2時間30分ほどで着く。駅舎から出ると、なぜか町全体が灰色に見えるのだ…空は晴れていたし、建物も普通にあるんだがなぜか灰色。説明はできないが灰色の町。室蘭に住んだことある人ならわかってくれるだろうか。
室蘭で一番思い出されるのはコーヒー焼酎。とにかく酒、酒、酒の大学生活において外せない飲み物。なぜか次の日は独特の体臭になるので、飲む際はほどほどに。720mlボトル1本明けたらもう覚悟をなされ
それともう一つ、室蘭焼き鳥。焼き鳥と銘打っているが、串にささっておるのは豚精肉と玉ねぎ。さらに皿の片隅には大量の洋からし。全てが初見だ。ただ、食べ続けていると慣れてくるもので、今では焼き鳥には洋からしがセットのほうがしっくりくる。お勧めは豚精肉とレバーのタレに洋からしをたっぷりつけて召し上がれ。
他にも、地球岬や白鳥大橋、工場夜景などが有名だが、なぜか酒の記憶ばかり呼び覚まされるのでこの辺でやめとく。
2.美深町
先述の大学卒業後に就職した会社での、配属先の町。
配属先の発表時に町の名前を聞いてもピンとこない。おそらく北海道の人でも場所を知らない人が多いんじゃないか。室蘭を車で出発して2時間で札幌を通過。更に1時間半で旭川を通過、さらに走ること40分で高速道路は終着。その後1時間走ってやっと到着。4月なのにまだ雪が積もってたし、-5℃くらいになるのには驚いた。ほぼロシア?なんて思ってたっけ。
特別な思い出は無いけれども、また住みたいなーと今でも思える場所。名産も名所もすごい有名なものは無い。時間がゆっくり流れていて、田舎だけども人の干渉も過度にはない。少し車を走らせれば稚内やサハリンも目の前。
変わった名産でチョウザメがあった。チョウザメを養殖していて、現在はチョウザメの養殖事業で町おこしをしているようだ。びふか温泉ではチョウザメ料理を食べれるし、チョウザメの稚魚から成魚まで見れる珍しい施設もある。国道40号線を稚内方面に向かう用事があれば、ぜひ寄ってみて。
もう一つ変わったものといえば、白樺樹液を使用して醸造したビール。美深白樺ブルワーリーという、レンガ倉庫を改築した田舎にて異彩を放つ建物。筆者が好きなIPAもあったし、これからが面白そうな唯一無二のブルワリーがある。
3.札幌市
新卒で入った会社を退職して、移住したのが札幌市。
2013年9月~2020年11月現在まで丸7年住んだことになる。
札幌といえば時計台?大倉山?大通公園?どれも行ったけども観光には少し物足りない…やっぱり、飲食が一番のおすすめだろう。
ジンギスカン、ラーメン、海鮮、お酒(ウイスキー、ビール、ワイン)…それぞれのジャンルで頭に浮かんでくるお店がたくさん。最寄駅の地下鉄麻生駅の周辺のお店からまず紹介。
Ⅰ.焼き鳥
焼き鳥激戦区の街で、駅から徒歩1分のバス停前でやっている店。
炭火焼鳥 ふたぎ
夫婦で営んでいるお店で、人柄に引き込まれる店だ。焼き鳥屋なのに焼き鳥の注文が少なく、一品料理ばかり注文が出るという変わった傾向もまた面白い。一人飲みにも、気の置けない友人とでもぴったりの焼き鳥屋。
Ⅱ.焼肉
焼き鳥に続き、焼肉も激戦区な麻生。
炭焼き塩ホルモン専門店 打鐘
店の名前通り一押しはホルモンなのだが、個人的にお勧めは牛レバーと豚サガリだ。特に牛レバーは新鮮で、噛むとギャリっとした食感がたまらない。3000円程度で食べ飲み満足できるコスパも良し。
Ⅲ.ラーメン
麻生エリアでのラーメンチャンプ。
麺屋 あさ蔵
何食べても美味しいけども、貝系の出汁の主張が強い塩ラーメンがお勧め。
Ⅳ.バー
最後にたどり着いてほしい、特におすすめの店。はまる人ははまる、ダメな人はダメ。
the stay free
キャップの個性がとくに印象的。変態的なウイスキー・焼酎を中心に、独創的なカクテルが人を引き寄せる。covid-19流行前から自然にソーシャルディスタンスの店内。普通のbarに飽きた人に特におすすめです。チャージででてくるフルーツ盛り合わせは盛りが素晴らしい。最後普通に褒めてしまったのは反省。
札幌の麻生はディープでいい街。是非是非立ち寄りの候補にどうぞ。
おもてなししますよ。
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