完璧を手放す心理学:仕事も人間関係も72点主義でうまくいく
これが2024年、最後の記事になるかも?しれません。
ちょっと総集編的に気合を入れて書くので、少し長くなる?
ま、楽しみながらお付き合いください(^^♪
完璧を手放す心理学:仕事も人間関係も72点でうまくいく
日々の仕事や人間関係で
「もっと頑張らなきゃ」「完璧にしなきゃ」って
自分を追い込んでいません?
今日はそんなあなたに朗報ですヨ。
実は、
すべてを「完璧に仕上げる」必要はないでしょ。
心理学的に言うと「72点」で十分とする考え方が、
あなたをラクにしながらも、実は最も信頼を得る!
そんな方法を教えてくれます。
今回は、
この「72点主義」の背後にある心理学と、
その実践方法を解説します。
なぜ「完璧主義」は人間関係を悪化させるのか?
そもそも「完璧主義」って?
何事にも高い基準を設定して、
さらには失敗を許さない心の傾向を指します。
一見すると、
努力家で素晴らしい性質に見えますけどね、
実はこれが「人間関係を悪化」させる原因になることも。
「え?マジですか?」・・・ですよね。
「心理学」では、「完璧主義」がもたらす悪影響のことを
「自己否定ループ」と呼びます。
完璧を目指すことで小さな失敗にも過剰に反応し、
自己評価を下げることに繋がりますね。
その結果、
周囲との関係がぎくしゃくしてしまい
「あの人はいつもカリカリしているよね」っていう
あまり良くない「印象」を与えかねません。
「72点主義」って何?心理学的背景を知る!
実は72点主義って、
「満点を目指さずに、7割ほどの完成度で満足する考え方」
このアプローチには、
心理学の「十分満足の法則(Satisficing)」が根底にあります。
この理論から解説すると、
そもそも人は「全てを完璧」にする必要はなくて、
「ある程度満足」できる状態が最適な選択となるんです。
例えばだけど、職場で完璧な報告書を作るために
何時間も費やすよりも、7割の完成度でいいから
早めに提出して、フィードバックを受ける方が
結果的に効率的で良いものが出来上がる。
これ、実際そうですよね?
「72点」っていう中途半端な完成度は、
正解中のものすごく多くの女性ビジネスパーソンへの
聞き取り調査結果からの重要な数字でもあるんです。
これはいわゆる、
適切な努力と効果を生む理想的なバランスなんですね。
具体例1:職場での72点主義の活用
職場では、以下のように72点主義を実践できます:
プレゼンや報告書作成: 完璧に作り込むよりも、重要なポイントを押さえた資料を早めに共有。これによって、同僚や上司からのフィードバックを元に、さらに内容をブラッシュアップできます。
コミュニケーション: 自分の意見を完璧に伝えようとしすぎると、言葉に詰まったり疲れたりします。あえて「これで十分」という感覚で話すことで、自然体な会話が生まれます。
具体例2:友人関係や近所づきあい
私生活でも、72点主義は役立ちます。たとえば:
友人とのやり取り: 返信を丁寧に書こうとするあまり、返事が遅れることはありませんか?短くても気持ちが伝われば十分です。
近所づきあい: すべての行事に完璧に参加しようとすると疲れます。参加できる範囲で顔を出すだけでも、良好な関係は築けます。
72点主義を習慣化する心理トレーニング
72点主義を取り入れるには、ちょっとしたトレーニングがいります:
認知のリフレーミング: 「これが完璧じゃなくても十分役立つ」という考え方を持つ練習をします。たとえば、「この提案書はベストではないけど、会議での方向性を示すには十分だ」と自分に言い聞かせます。
あえて未完成で終わらせる: 意識的に細部を詰めない状態で物事を完了させ、結果が意外とうまくいく経験を積み重ねます。
エピソード:72点主義で救われた事例
Aさんは職場でのプレゼンに悩んでいました。これまでのAさんは完璧な資料作成に1週間以上かけ、プレゼン直前まで修正を続けていましたが、ある時「72点主義」を知り、それを試し、重要なポイントだけを抑えた簡潔な資料を準備。
その結果プレゼンは大好評で、上司からも「効率的な働き方」として好評価されました。
これをきっかけに、Aさんは他の業務でも「72点主義」を取り入れ、仕事の効率と満足度が向上しました。
まとめ:完璧を手放してラクに生きよう
「72点主義」は、仕事や人間関係をより楽に、
そして効率的にする考え方です。
「完璧でなくてもいい」という心構えが、
心理的な負担を軽減して
周囲との関係もより良くなります。
あなたも今日からでOK!
少しずつ「72点主義」を取り入れてみましょう。
次は実践リストを公開!
もっと具体的に知りたい方は、ぜひぜひ私に
コンタクトしてください。
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石井浩二|心理カウンセラー/キャリアコーディネーター