ブレない最強の自分の作り方:【自己効力感】—自信を育む心の力
お疲れ様です、みなさん。
「父親みたいな安心感を持った
心と脳の専門家」
石井浩二|心理カウンセラー です。
今日皆さんにお伝えする、
最強の「心理術・心理テクニック」は
もちろん「人間関係」への応用も可能!
なのですが、
自分の目標、目的に向かって
ブレない自分を作るために
絶対に身に着けておきたい!
「スキル」といってもよいものです。
ちょっと長くなりますが、
よかったらぜひお付き合いくださいね。
では、スタートです!
―導入―
"大切なプレゼンを控えて、
心臓がドキドキしている…"。
誰もが一度は経験したことのある
緊張の瞬間ですよね。
そんなとき、
ある人は堂々と
自信を持って乗り切り、
別の人は不安に
押しつぶされてしまいます。
何がこの違いを
生むのでしょうか?
その鍵を握るのが"
自己効力感"なのです。
■自己効力感とは?
自己効力感(セルフ・エフィカシー)とは、
心理学者アルバート・バンデューラが
提唱した概念で、
自分がある行動を成功させる
能力を持っているという
確信のことを指します。
この確信は、
目標に向かって行動を起こす力や、
困難に立ち向かう
レジリエンスを支える
基盤となります。
高い自己効力感を持つ人は、
新たな挑戦にも前向きで、
たとえ失敗しても再び
立ち上がりやすい傾向にあります。
■心理学的背景と効果
バンデューラによる研究では、
自己効力感が高い人は、
ストレス状況や不確実性の中でも
効果的に行動できることが
示されています。
彼の理論によれば、
自己効力感は4つの要素から
形成されるとされています
成功体験 –
過去の成功が未来の
挑戦への自信を高めます。
代理体験 –
他者の成功を見て、
自分もできると感じられます。
言語的説得 –
誰かからの励ましや
肯定的な言葉で自信が
高まります。
情動的状態 –
ポジティブな感情が
自己効力感を
サポートします。
自己効力感の効果はさまざまです。
例えば、
教育現場では
自己効力感の高い生徒が
難しい課題に取り組む意欲が
高いことがわかっています。
また、
仕事場でも自己効力感が
高い社員は問題解決力に優れ、
結果的にチーム全体の
生産性向上につながっていきます。
■実践方法
では、
自己効力感をどのように
育てることが
できるのでしょうか?
以下の具体的なステップを
試してみましょう。
・小さな成功を記録する
日々の小さな達成を
ノートに記録することで、
自己効力感は確実に
高まっていきます。
成功が積み重なれば、
それが自信の基盤となります。
・自分を肯定する言葉を使う
自己否定的な言葉を避け、
ポジティブな言葉を
自分にかける習慣を
つけましょう。
たとえば、
「私はできる」と
繰り返し唱えてみます。
・他者の成功に目を向ける
モデルとして尊敬できる人や
同僚の成功から学ぶことで、
自己効力感を高める
ヒントを得ることができます。
・リラックス法を活用する
緊張や不安を感じるときは
深呼吸や簡単な瞑想を試し、
感情を落ち着けましょう。
情動をコントロールすることで、
冷静な行動が可能になります。
■結論: あなたの挑戦に向けて
自己効力感は
一朝一夕で育つものでは
ありませんが、
確実に成長することができる
力です。
小さな一歩を積み重ね、
日々の行動を通じて自分の
自信を少しずつ構築して
いきましょう。
今日からできることを始めて、
自分を信じる力を育てて
みませんか?
※今日はとっても長くなりました!
ぜひ活用してみてくださいネ。
石井浩二|心理カウンセラー
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