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自分の感情と向き合う、感情を知る。朝渋アカデミー特別講義『エモーショナルで幸せな働き方』イベントレポート

本日12月9日の朝は、
朝渋アカデミーコースの特別講義
『エモーショナルで幸せな働き方』
に参加。

ゲストは中村真広さん

今回のゲストは、中村真広さん。

2011年に株式会社ツクルバを起業し、
組織を拡大しつつも同時に成長痛に
苦しんだ経験をしました。

その経験から、自らの感情と向き合い
受容することで成長痛から脱却。

「それぞれが自分の人生を肯定できる世界」
の実現を目指し、日々活躍されています。

12月3日には新刊
『自分とつながる。チームとつながる。 エモーショナルなつながりがつくる幸せな働き方』
を出版しました。

本書では前述の組織拡大に伴う
成長痛の経験を通して気づいた
「感情で、願いでつながること」の
大切さについて書かれています。

中村さんいわく、組織の立場とははなれて
一個人として書いた本とのこと。

今回のイベントでも、書籍に書かれた
「感情で、願いでつながる」
そしてエモーショナルに働くことに
ついてお話しいただきました。

「あらねばならない」に苦しんだころ

冒頭、投げかけられたこの質問。

基調講演の序盤には、中村さんがツクルバを立ち上げ、
組織が成長していくようすや
そこでの苦しみについて話されました。

順調に成長する組織とは裏腹に、
経営者としては思うことがあったようで、
立ち上げたときに持っていた
「こうしたい、こうありたい」の
思いは知らず知らずのうちに
「あらねばならない、やらねばならない」に
変わってしまっていたとのこと。

痛みの奥にある、願いと向き合う

痛みや苦しみと、その表面だけを見ての
信念、理由付けをし、一生懸命に回避行動をする毎日。

しかし、やってもやっても積み上げはなく、
見えないゴールに消耗するだけの毎日。

本当に大事なのは、痛みの奥にある「願い」。
どうしたいのか、どうありたいのか。

感情を知る、願いを知る

では、その「願い」を知るために
どうすればいいのでしょうか。

その方法としてのセルフサイクルについて。

ある出来事に対して起こる感情。
たとえネガティブなものだったとしても、
それ自体は決して悪いものではありません。

まずは、出来事と感情を切り離して自覚する。
そしてなぜその感情になったのかと、
出来事と感情のつながりを深掘りする。

それからその奥にある、
本当はどうしたかったのか、
本当はどうあって欲しかったのか。
それらの「願い」を知っていくこと。

こうして自分の感情を知ることが、
他人と感情を共有するための
第一歩になっていきます。

私もできていないなと自覚があり、
これは1人でできることなので、
1つずつでも丁寧にやっていきたいな、と。

まずは自分の感情と向き合い、知る

最後に、今日から行動できることとして
いただいたアドバイス。

「自分の感情に向き合い、日記をつけてみる」

1日の終わりに、その日の出来事と
起こった感情をセットで書いてみる。

書くことで、自分の感情と向き合い、
ことば(なり絵なり)にアウトプットすることは、
いやでも向き合う時間になりますからね。

個人的には毎日、手帳への記録はしていますが、
感情への向き合いは足りなかったと反省。
だからなのかな、自分の感情、特に弱い部分を
共有することは怖いな、と思ってしまっています。

長いこと感情に蓋をして生きてきたので、
簡単ではないかもしれませんが、
ゆっくり一歩ずつでもやっていきます。

中村真広さん、ありがとうございました。

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