手越復活で思い出したけど…
イッテQに手越が復活するという話を聞いて思い出したのだが、子どものころ我が家ではジャニーズが出る番組が禁止だった。ついでに言うと動物の番組も禁止だった。
ジャニーズと動物、それが我が家の二大タブーである。キラキラアイドルやもふもふワンちゃんが映ろうものなら、即チャンネルを変える義務があった。
それに加え、地元は田舎なのでチャンネルが2つしかない。フジテレビ系と日テレ系、あとはNHKだけである。だから、水ダウもアメトークもMステも見たことがなかった。タブー番組放送中は、意味の分からないドラマや真面目なニュース番組を見るしかなかった。
いま思えば、同じテレビを買っても見れる番組が都会の半分以下なんて、不平等ではないか。手越のおかげで、地方格差に対する抗議の念が湧いてきた。
TVerはそんな格差是正に一役を買っている。あれのおかげで日本中で水ダウが見れるようになった。さらにすごいのは、TVerは地方のローカル番組も配信していることだ。東京の人でも『移住deサガスマイル』だとか『いしかわワン‼︎ダフルジャーニー』だとかいうご当地番組を見ることができるのだ。
そんなもの見たくない?いや、これまでの不平等を正すという意味では、都会の人はこの先ローカル番組しか見れないようにしてもいいくらいだ。
決してローカル番組がつまらないと言っているわけではない、ということは付け足しておく。