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自作タンク2190円


タンクって何よ?

ある界隈では戦車、ある界隈では敵の攻撃を引き付ける役割、ある界隈ではゴールに直接叩き込むことを言ったりしますが、ここでのタンクはコマ撮り界でのタンク。

人形を支える支柱がアーム状になってる奴を言います。

かっこいい


コマ撮りはききよさんも大昔に人形を手押さえでハンドカムで作ってた時期がありました。
じゃあやってみっか!ということで手前の道具を確認するとタンクがない
買いますか。

タンクはどこに売ってる?

ないです。
業者に特注品を作ってもらう
またはオークションサイトで出品者自作を買う
あとは自作

相場は5000~50000ぐらい。
初めて利用したオークションでとても苦い思いをしたききよさんは、自作しか選択肢がないのでした。

自作は顕微鏡をバラシて別のパーツを組み合わせるというのが有名らしい。

参照記事にある通り、#タンク萌え で検索すると自作タンクを作っている人が沢山いることがわかります。

https://twitter.com/search?q=%23%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E8%90%8C%E3%81%88&src=typed_query

凍結1

とはいえその方法を自作すると製作費1万超えるのでさすがに手が止まる。

そうして「そのうち一般発売されるだろ…」と未来に期待してタンク制作は凍結することになったのだった。

食玩ベース

なんやかんや半年ぐらい経ち、たまたま別件で訪れた大型家電屋にて「食玩ベース」なるものをラス1で発見。

ただこれ、アクアシューターズとは微妙にサイズが合わず
食玩ベース付属のアームで支えようとすると大きすぎる
アクアシューターズ付属のアームで支えようとすると短すぎて直立できない
という令和の帯に長し襷に短しが発生するという珍しい体験をしました。

もともとディスプレイ用なので、コマ撮り用には使いにくいです。

まあ、プレバンで箱買いしたんですけどね。(5326円)

短いアームも、複数個組み合わせばいい感じになるだろう、というわけで

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8つ組み合わせてステージ完成。
(残り12個どうしよう…)


ついでに背景紙を立てられるようにしたよ。

アクアシューターズは背中のアタッチメントが3mm穴なので、3mmのものだったら大抵入ると公式が言ってました。

同じBANDAIなんだから、この商品が組み合わさるよ!とかアナウンスしても悪いようにはならないんじゃないですかね・・・


そしてまた2か月ぐらい凍結するー



スマホLIVEスタンドの魔改造

テレビCMを偶然見る。

これを見て

と公式にいいねを押されながら

ついに念願のタンクを作成したのでした。



実際、スマホLIVEスタンドはどうだったのか?

通常の使い方から見ると、1000円で雑誌がついてこの機能はかなりいい方。
想像通り、支柱を緩めて上下移動左右回転ができて、アーム部分で前後の首の振りができる。さらに首部分は球体なので60度ぐらいまでぐるぐる回せる。
雲台を取り替えられれば、カメラの固定もできるんじゃないかなって思う。

まあ、タンクとしては改造必須ですけども。


①まずアームのぐにゃっと曲がっている部分。

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あれは太いワイヤーではなく、曲がっているプラスチック。しかも曲がっている所為でタンクには非常に向いていない。
②さらに、首の球体は90度まで曲げられず、痒い所に手が届かなくなっている。
ただ、付属のスマホ用アームを固定するネジはなぜかアクアシューターズのアタッチメントにピッタリ嵌ったのだった。


これも、長髪だと動けなくなるので結局そのまま使えないのだが。

改造に必要な物

・アームの本数を増やす
・フィギュアを支える支柱を長くする

とりまこの2点で何とかなるはず。

まあアームとか作ったことないのでわからんのだけど、金属加工するドリルとかの道具はないからダンボールでなんとかしーよ!

で、店で使えそうな道具を見てたら

タミヤさんのユニバーサル金具4本セットが目に入る。
使ったことないけどたぶんこれいけんじゃね?と試しに購入。作ってみる。

支柱は綿棒でなんとかなりそうな気がしたのでそれで検証。

タンクver1


結果。

アルミ板1枚を繋げたもの。
まずアーム部分。
根本は穴のサイズが違ったけど、付属品で3mm穴に変更させてなんとか固定。

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たぶん10mmぐらいの穴を3mmにする奴。


ただし、摩擦が起こらないので、めっちゃ滑らかに滑る。
また、アームが長くなると自重でアームが下がり固定されない。
そして綿棒はサイズぴったりで笑うが、球体部分が取れてしまうので、長いTのみたいなパーツが必要かなと反省。

タンクVer2

新たに

ユニバーサル金具4本セットと

3mmネジシャフトセットを購入。

全部3mm統一なので、それぞれのパーツが組み合わさるのだ。

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これは嬉しい誤算だったのだが、支柱部分がひねると内側にネジが入り込むので、ある程度の固定ができるよう。

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そして3mmのネジシャフトはmm単位で穴より小さく固定ができなかったので、先端に両面テープを巻いて挿入。
しっくり嵌ったのだった。

完成。

今のわかっている問題点
・やはり長時間経過でネジが緩んで支えられなくなる
・アームの重みで台座の重さが足りなくなってきている
・実際動かすと直感的に動かせない

今のところ考えてるのは
・先端のアームのみカッターみたいなスライダーで長さを調節する
・台座に重りを追加、あるいは底面を吸盤にして固定する、または支柱をバイスで固定する

こうなってくると、柱を支える柱が必要になってくるなーなど。
ネジ以外の留め方も考えた方がよさそう。
まだまだ改造は続く


というわけで内訳

台座(DIME6月号付録:スマホLIVEスタンド)990円
ユニバーサル金具4本セット×2個 420*2円
3mmネジシャフトセット 360円。

合計2190円

===他、使用道具
ペンチ(100円ショップ/愛用品)
ラジオペンチ(1200円)
両面テープ(5mm幅)
ドライバーセット(うちプラスドライバー大中小3種)
他、もろもろ研究費。


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