見出し画像

やっぱり観光のお仕事が好き!    ~今は知らない「何か」や「誰か」に 出会えるから~

最近、お出かけしたくなる日が多いな~。
コロナ自粛の中でも、お天気が良ければ観光地の人出も多いという話題を ニュースでも聞きます。

私も含め、全国の皆さん自粛で、お出かけしたい人が増えているんだな~
ぐらいでニュースをみていたけれど、
「何でお出かけ?」「お散歩でもいいんじゃない?」
とも思ったけれど、
やっぱり、「旅行が好きな人が多い」って事なんでしょうかね。

でも今は、密集密接を避けての旅行が基本。
となると、誰とでも気軽に旅行に行ける状態ではないのでだからこそ今は、
大切な人とのリアルなコミュニケーションを深める旅行を求めているのだと思います。


で、こんなデータをみつけました。
JTB総合研究所が2020年3月~2021年1月間の調査データによると
国内旅行に行く理由をたずねられたところ
気持ち・目的の面では  
「旅行が好きだから」
が過去1年間のデータをみると、調査の度に上昇していて
今年1月の調査では45%まで増加しています。
やはり旅行好きが多いことや、旅行や観光に何らかの良い経験があるからこそ、旅行に行きたい気持ちになるように感じます。

それから、

コロナ禍で誰とでも繋がれる時期でないので親しい人との時間を大切にしたいと感じる面もあるのか、卒業や記念日の節目旅行の需要が高まっているのも気になります。
私自身も今年節目となる子供の入学があるのですが、
お祝いで家族旅行をしたい気持ちはあります。
感染は気になりますが、しっかり感染予防と節度ある行動を心掛けながら、
対策をしっかりとしている施設や旅館を選んで行ってみたいです。

資料1


自粛生活の中で、
「お土産購入代行サービス付きオンラインツアー」
がとても盛況な状況ですよね。


新しい取り組みとしてとても面白いと感じますが、
そんな便利なシステムができても、
「旅行に対する意識調査」 では
「オンライン旅行があるので実際の旅行は必要ない」
と答えた方は少なく、リアル旅行や観光需要が消えることはないということが分かります。


ただ、「いいもの」をもっているけど、
知ってもらうきっかけづくりで苦戦していた地域にとっては、
オンラインツアーの存在は「ビッグチャンス到来!」です。

今まで、中々光があたらなかった地域でも、
オンラインツアーで注目されれば、
地域の原石が宝に育つチャンスとなり、

いいものを持っていただけの
「もったいない」状態がなくなることは本当にうれしいです。

今まで知られていなかった魅力あるものが、誰かに届き、
旅行需要につながれば地域も活性化される。
良い効果がでたことになりますからね。

資料2


それから、
「今後、どんな状況なら旅行に行きたいと思うか」
の調査では、
自家用車を利用した旅行なら行きたい。」
の回答が増えているのは、感染リスクは気にして人と接する移動手段は避ける傾向があることはわかります。

でも、旅行自体を否定するのではなく、
気を付けながらでも旅行にはいきたい
という意識が読めますよね。

資料3



このJTB総研の調査から
●感染対策をしてでも旅行に行きたい人が多くいること         (交通手段の限定=自家用車、個室利用)
●卒業や記念日などの節目での旅行意欲は高まっていること
●オンライン旅行では物足りなくなっている感があること

などの傾向がみられますよね。
いずれにしても、
リアルの旅行や観光で得られるベネフィットは大きい

旅行や観光はただの娯楽ではなく、人の心を豊かにするし、
観光は関わる企業が多い裾野の広い産業なので、
幸せにできる人の数も多い。


江戸時代からすでに娯楽要素の旅の存在があった歴史から考えても、
ヒトが生きる上で、旅行や観光には
心に残る何か深いものがあるのだろうとと言う事でしょうかね。

画像4


約20年間 観光マーケティングプランナーとして、
いつも心掛けていた


心が温かくなる、みんな異なる想いを創れる場所になれること
その想いが、誰かに伝わり、繋がっていく場所になること

ということを思いだしました。

企画のど真ん中にあるのはいつでも
人への想い」でした。


地域の人、観光客の人、
それぞれが異なる立場で、
異なる想いをもっているけれど観光というきっかけで
同じ場所で集う仲間になれるような気がしていました。

色々な人の、色々な想いを大切にしたくて、
「観光客」とか、「地域の人」とか、
まとめた属性で語るのではなく、
1つ1つの「個」を意識
して、
毎日プランニングを考えたいたころを思い出しました。


やっぱり、いつになってもなのか今だからなのは分かりませんが、
「個(人)の想い」が基軸です。

それは、企業経営でも同じこと。
経営者が大切にする想いがあるからこそ、
自社や自身が持つ強みや能力の使い方が分かる。

強みや能力の使い方が分かれば、
経営やマーケティング、コミュニティの戦略にも一貫性をつくれる

一貫性ができれば、
周りで自社や自身の想いに共感してくれる人が出てきて、
やがてそれが繋がり、それが続く

自分自身の想いが伝わるビジネスって、素敵ですよね

観光業の分野でも、それ以外の業態でも、想いを伝えていくことはとても大切なことで、一本筋の通っている取り組みを行うことは、
持続的な収益事業をつくるうえで必要不可欠なものです。

私が「個」の想いに注目し取り組んできた、
「事業戦略づくり」や「マーケティングプランづくり」は
かなり個性的な作り方をしてきました。

ご興味ある方はぜひ、お問い合わせフォーム

若しくは
Messenger (Facebook)にメッセージを頂けると嬉しいです。
facebook.com/tanaka.kyoko1139




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?