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【前十字靭帯断裂の旅】約10か月ぶりに平泳ぎのキックに復帰した手術後35週目

今月末で、前十字靭帯断裂から約10か月、再建手術から約8か月が経ちます。

最近は、日常生活のふとした時や自重トレーニングなどに、左脚の脚力や安定感に自信を感じることが増えました。また、装具なしでのウォーキング、サイクリング、クロストレーナーなども不安なくできるようになり、装具を使う日が少なくなってきました。泳ぐ時にも膝が柔らかく使えるようになってきた気がします。

今週のリハビリメニュー

最近、通院リハビリは週1回。その日のパフォーマンスレベルに合わせて、理学療法士さんがメニューを替えてくれるのがとても心強いです。

今週は、ピストルスクワットをした後は結構ヘロヘロになってしまい、通院リハビリの〆にしている2種類のマシーントレーニングが3kg減の3セットしかできませんでした(笑)

  • クアドセット(巻タオル:10回×4)

  • シングルレッググルートブリッジ(アップ&ダウン10回×3)

  • シングルレッググルートブリッジ(ホールド10秒×3、つま先立ち10秒×2)

  • バー:ダブルレッグヒールライズ(10回×2)

  • バー:シングルレッグヒールライズ(10回×3)

  • バー:ピストルスクワット(10回×4)

  • プライオボックス20cm:シングルレッグジャンプ(10回×2)

  • マーカーコーン:シングルレッグジャンプ(5回×8)

  • ブルガリアンスクワット(10回×3)

  • ウォール:ニードライブ(10回×3)

  • バーティカルジャンプ(20回×3)

  • マシーン:レッグエクステンション(左15kg:10回×3、右20kg:10回×3)

  • マシーン:ワンレッグレッグプレス&ヒールライズ(左45kg:10回×3、右50kg:10回×3)

久しぶりの筋力測定!左右差がほぼなくなった

約2か月ぶりにリハビリ室のマシーンで筋力測定をしてみたら、左右差がほぼなくなっていました。めで鯛!

レッグエクステンションは、左右ともに45~50kg。
レッグプレスは、左右ともに、90度:130~140kg、45度:90~100kg。

しかし、実際にはまだ前十字靭帯を再建した左脚と右脚のパフォーマンスを比べるとまったくレベルが異なる状態です。切ないですが、がんばります。

ようやく左右差が減ってきた大腿四頭筋
まだパフォーマンスレベルが段違いのハムストリングス

衝撃的な数値をたたき出し平泳ぎのキックに復帰

今週から、バタフライのキック(ドルフィンキック)と平泳ぎのキック(ウェッジキック)を始めてもよいとお許しが出ました。前十字靭帯断裂以来、クロールと背泳ぎがメインだったので、めでたい限りです。

近頃はほぼ毎日泳いでいるのでさっそく2種類のキックを試してみました。

ドルフィンキックはまあまあ水を蹴ることができます。普段からクロールでおなじみのバタ足の動きに似ているので納得ですが、まだ50%の力しか出せないので、あまり無理はできません。ドルフィンキックの課題は、筋力と協調性の問題だと感じました。

一方で、平泳ぎのキックはまったく水を蹴ることができません。キックをする度に、水がすかっと足首や脚を通り抜けていってしまい、水がどこかに逃げていってしまいます。ビート版を使った平泳ぎキック25mは、衝撃の40秒でした。

再建手術後、これまでの約8か月のリハビリ期間に平泳ぎのキックに近い動きができなかったので仕方ないと言えばそれまでなのですが、あまりにもしょぼいキックしかできなかったので、水の中で思わず一人で笑ってしまいました。

また、平泳ぎのキックでは、膝が思うように曲げられない感覚がありました。実際に左右の膝の屈曲角度を見てみるとそんなに差はないのですが、キックの入りから終わりまで、曲がってない感やこれじゃない感が半端ありませんでした。

靭帯を再建した左膝は日常生活の中でもまだ横の動きに弱い感じがするので、水の中でもおそるおそる脚を動かしてしまっていることも関係あると思いますが、平泳ぎのキックが元通りになるには相当な時間がかかりそうです。

せっかくなので、無謀とは思いつつも、約10か月ぶりの立ち泳ぎにも挑戦してみました。シンクロや水球でおこなう巻き足の10分の1くらいのスピードでしたが、ゆっくりの動きで数秒間なら、痛みも違和感もなさそうでした。


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