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50年後の小学生へ。コロナ禍からのメッセージ。

先日パソコンを整理していると、

「コロナについて50年後の小学生に伝えたいことを書け」

という大学の課題で提出したWordファイルの残骸が出てきました。

なんとなく眠らせておくのは勿体無い気がするので、よかったら皆さんも読んで供養してください。

本文

2070年にこの文章を読んでくれた小学生の皆さん、はじめまして。

私は皆さんが生まれるよりもずっと昔、2020年にこの文章を書いています

私がいる2020年の7月では、半年近く前に始まった新型コロナウイルスの大流行によって全世界で56万人以上が犠牲となり、各国で混乱が起きています。

もちろん日本も例外ではありません。日本政府は全国民に外出の自粛を要請し、私は今も大学へ通えず、オンラインで授業を受ける日々が続いています。

50年前の出来事なんて現実味がないでしょうか。

ここからは私がコロナ禍で経験したこと、感じたことを書いていきたいと思います。

皆さんにとっては教科書の中のお話かもしれませんが、私は実際にこの時代に産まれて、目で見たからこそ伝えられることがあります。

皆さんには非常時においての行動に何が大切かを知っていただきたいのです。

そもそも新型コロナウイルスとは、中国の武漢市で最初に発見されて以降、中国以外の国家へと急速に拡大していった新型ウイルスです。

全体の死亡率は高くありませんが、非常に強い感染力を持ち、高齢者や持病を持つ方が感染すると重症化しやすいという特徴を持っています。

しかし私が1番伝えたいことは、ウイルス自体の脅威ではありません。

皆さんの時代に新型ウイルスが流行しても、条件が同じだとは限らないですよね。

重要なのは、自分勝手な人間の行動が人々の脅威になっているということです。

その例をいくつか紹介しましょう。

1つ目は人々の不安感を利用してお金儲けをしようとする行動です。

日本でコロナウイルスが流行し始めた頃、トイレットペーパーが品薄になるという情報が広がりました。

結局その情報は商品を転売しようと考える人間が流したデマだったのですが、人々は非常時の不安感からトイレットペーパーを買い占め、店頭からトイレットペーパーが消えました。

その他にもマスク、消毒液などが転売目的で買い占められ、本当に必要としている人の手に渡らないという状況になっています。

2つ目は感染者の身勝手な行動です。

私が住む愛知県では、自分が感染したことを知った男性がその足で飲食店へ行き、店員を感染させるという事件が起こりました。

また、私が住む街のビジネスホテルは感染者が完治するまで隔離する施設として利用されていたのですが、そこから1人が脱走するという事件も起こっています。

その他にも政府の要請に応じず外で遊びまわっていたり、脅し文句に自分は感染者だと嘘をついて逮捕される人も現れています。

このようなおかしい行動をしている人は本当に僅かです。

多くの人々が要請に応じ、ウイルスの収束を願って自粛生活を送っています。

しかし私はこの文章読んでくれたあなたに、そのごく僅かなおかしな人になってほしくないのです。

2070年以降の未来でもう一度非常事態が起こった際には、ぜひみんなのために思いやりを持った行動を取ってあげてください。

そして間違った一部の人間の行動に惑わされず、自分が正しいと信じた行動を取ってください。

50年後の皆さん、よろしくお願いします。





まとめ

いかがでしたか?

これは2020年の7月に書いた文章ですが、この頃からあまり状況が改善していないような気もします。

今一度、自分自身の行動を見直さなければいけない時期なのかもしれませんね。

最近もコロナ関係でおかしな行動を起こす人が後を絶ちませんから、私たちも巻き込まれないように気を付けましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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