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22の感情のスケールを底辺から上がってきた話①

「エイブラハムの22の感情のスケール」はご存知ですか。
私たちが感じる「感情」を、わかりやすく22の段階に分けて示してくれているもの。

私たちの多くが望む、自分らしく輝きたい、とか、のびのびと自由に生きたい、といった願望は、この感情の状態が高く保たれる状態を指しますよね。

ところが、私は7・8年前にこのスケールを初めて目にした時、愕然としました。
子供の頃の自分が、いかに低い感情にいたのかを知ってしまったから。
そして一時は底についたところから、自分がどれだけの段階を這いあがってきたのかも知りました。

そこで、感情スケールが一度底についた私が、いかにして感情の段階を上げていったか、これまでのできごとと感情スケールと照らし合わせながら、書いていくことにします。


22の感情のスケール

この22の感情のスケールは、『願えば、かなう エイブラハムの教え』という書籍に出てくる、有名な指標です。このスケールの指標は高・低で、それはポジティブな感情の波動が高く、ネガティブな感情の波動が低い、という波動の高さを表します。

エスター・ヒックス+ジュリー・ヒックス「新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え」より

その時自分が発している感情=波動と同調したものが、自分の身に周りに引き寄せられてきて現実を作っている、というところから、自分の感情をいかにして高めていくかが、現実を変えていく秘訣だよ、というのはもう、多くの方のあいだで知られていることと思います。

この書籍の内容そのものがチャネリングで書かれた、ということで、もともとはスピリチュアル的なところから生じた情報ではあるのですが、近年はビジネス書などでも、当たり前に目にすることが多くなりました。スピリチュアルに抵抗がある人にとっても、自分の状態を客観的に把握するのに、とても優れた指標だと思います。

感情のスケールのどこにいる?

この感情の22段階、ニュートラルな状態はレベル7の「満足」状態だと言われています。ということは、いかにネガティブな感情の幅が多いことか。このネガティブ沼が深いから、多くの人が悩みながら試行錯誤するわけですよね。

そして感情というのは、楽しい時はもちろん上がるし、悲しい・辛いことがあれば下がることもある。その上下動は当然あるのですが、どんな可動域で上下するのかは、その人の「通常モード」で決まるのです。

例えば私の子供時代。
争いの絶えない家庭だったので、親のケンカに耳をふさぐ時は21「不安」に落ちるし、親の怒りに触れた時なんかはだまって罰を受けるしかなく、その時は22「恐怖」しかない。

学校生活はだいたい楽しかったのですが、そんなこんなで家にいる時の心のモードが低かった。家にいる時の通常モードは9「悲観的な姿勢」、よくて8「退屈」。通常モードが低いから、いいことがあって感情スケールが上がっても、せいぜい7「満足」。ここでようやくニュートラル状態。

友達もたくさんいたし、学校では「いい子」だったので学級委員なんかもたくさんしたけど、いつも自分を押し込めている状態。いつも誰かの顔色をうかがっていたし、実際そうしないといけないような場面も多々あった記憶。

だから、その先、例えばポジティブゾーンにあるレベル5「楽観的な姿勢」なんかは、それってどういうの?と”実体としてはわからない”というのが、小学生時代の私。なので私の可動域は「22 : 恐怖 ⇔ 7 : 満足 」で、その先は未知のゾーンだった、というのがわかります。


感情スケール、底についたら上がるだけ

その後、いろいろなことがあり、私は20代でメンタルの底を経験します。

大学を卒業し、上京して就職し、それなりのやりがいを感じながら過ごす日々を過ごしてはいたものの、幼い頃の心の傷の記憶が、現実を押しつぶすようになってきました。

確かあれは、バリキャリ営業職の仕事に限界を感じ、転職をした頃。
日中は元気に仕事に励むものの、夜家に帰るとネガティブな感情に襲われ、涙が止まらなくなる時がありました。

当時住んでいた茗荷谷にあるアパートは、家賃が高い地域だったこともあり、壁の薄い極小アパート。将来を約束できる相手はなく、たいしたお金も持っていない。足元の不安定さや将来への不安に押しつぶされそうになる状況の中、隣の音が筒抜けで、みじめな気分にさらに追い打ちをかけられることもしばしば。自分の生きづらさと苦しさの根本に、幼い頃からの心の傷がうずき、悲しみや怒りが襲ってきました。

この時の私は再び22「恐れ、悲しみ、絶望」状態に。
自分の中で感情の底を打った音がしました。

絶望感に陥りながら自分の心の傷を見つめるうちに、私の子供時代をギューッと委縮させた親への嫌悪感を募らせていきました。どうしようもなく体内からあふれ出るネガティブな感情、それは目の前のできごとに反応するのではなく、自発的な感情スケールが19「嫌悪、憤り」に上がった瞬間でした。

そうしてここから、私の『感情巻き返しストーリー』がはじまりました。

スケールの一番下の感情からひとつひとつ味わい、昇華し、手放すことで
感情の段階をひとつひとつ上げていく


このあともまだまだ長くなりそうなので、続きはまた次の投稿に書いていきます。
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フリーランスAKIKO/いやすあきこ ライフキャリアコーチ
本当の自分と繋がって理想の生き方を実現する人を増やし、
愛や幸せの感情を世界に増やしていくこと」を使命に
働き方・生き方のサポートをしています。

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