釜山国際映画祭 ボランティアスタッフ -書類選考編 「…4000字?」-
お久しぶりです!
最近SNSで釜山国際映画祭のボランティアスタッフ募集が始まっているというのをみかけました。
昨年わたしもスタッフとして参加したことで濃い時間を過ごすことができ、
同じように韓国留学中で映画祭に関わってみたかったり、イベントスタッフに応募してみたい人の参考になればと改めて選考や活動期間のことを書いてみることにしました!
釜山国際映画祭は毎年10月初旬に韓国・釜山で開催されるアジアを代表する国際映画祭です。
韓国の中でも特に大きい行事で、開催時にはニュースで取り合げられ、映画に関わっていない韓国人でもみんな知っているような存在でした。
ー釜山国際映画祭のスタッフに応募しようと思った理由
私は韓国の映画祭がとても好きだったので月1ペースで行っていたのですが、どの映画祭でもボランティアスタッフの姿が目にとまりました。
若いスタッフが多く、みんなでワイワイと楽しそうにしていて映画祭の活気を作り出してるような存在でした。
聞くと映画祭のスタッフというのは国内の映像系学生の中では人気のパートで、中でも韓国の3大国際映画祭(釜山、全州、富川)や堤川国際音楽映画祭は志願者が多いそうです。みんなが誇りを持って映画祭に関わろうとしていることもエネルギーの要因なのかなと思います🤔
韓国に来て初めて映画の話をした相手が、全州国際映画祭の会場付近のゲストハウスで出会ったボランティアスタッフの子でした。
その子が、映画祭スタッフの友人たちの話や、活動中に会ったゲスト(招待客)たちのことを話してくれて、映画を志す子たちの出会いの場所になっているんだな〜と感じました。そんな話を聞いていたら、いつのまにかスタッフをやってみたいなと思い始めました☺️特に釜山国際映画祭は日本にいる時から話を聞いて憧れていてた場所だったので、韓国住んでいる今のタイミングで、まずはスタッフとしてがっつり関わってみよう!と応募してみました。
外国人登録証がないといけないので韓国在住の方のみになりますが、外国人も応募できます!
本っっっ当に友人たちの力があって合格し、コミュニティーBIFF広報支援チームの写真担当として活動することができました。
ー選考過程
選考は書類と面接の2段階です。
書類では基本的な情報や経歴について入力するホームと、自己紹介書(자기소개서)4000字を入力して提出します。
面接はオンラインでの集団面接でした。
まず自分が志望する部署を第1,第2まで選びます。部署は、上映周り、字幕を管理する部署、イベントやピッチ(映画の企画コンペ)を運営する部署、グッズ販売、総務、チケット販売などなど本当に多岐にわたるので実際に応募するときに細かくみてみてください〜!
私はコミュニティーBIFFという、観客が作る映画祭をテーマに運営している上映館の広報撮影チームに応募しました。
せっかくならカメラを通して映画祭をみつめたかったこと、また、韓国の映画祭らしく観客と活発に交流する姿に触れたかったのが大きな理由です。
自己紹介書の入力ページを開いて4000字と表示されたときは韓国語でそんな長く書けるか!と思い絶望しかけました。笑
ただ空白もカウントしてくれるので、2000字ちょい入力したところで3800字程度の換算になりました☺️
完成させたあと、友達に添削をお願いしました。こんな長文を、本当にありがとう🥲
自己紹介書というのは聞き慣れない言葉ですが、就活でいう志望理由書に近いです。自由形式で文章のみを入力できる形式でした。
周りの子にもどんなことを書いたか聞きましたが、やはりだいたい同じように、自分がどんなことができるか、なぜ映画祭のスタッフをやりたいのかといった基本的なことを書けば大丈夫なようです。
私が書類で書いたことをざっくりまとめると
①導入
②映画を始めたきっかけ〜韓国留学を考えるようになるまでの経緯
③留学後、うまくいかない中で映画祭に力をもらったこと、そこで初めて韓国人と映画の話をしたこと
④撮影に関する経験、映画祭を撮影することになったらどういう工夫をするか
⑤韓国語の実力に関して
を書いて、ポートフォリオ のURLを添えました。
採用側からして、外国人に対してはやはり韓国語の実力が一番気に掛かるかなと思います。
その時私はTOPIK5級を持っていたのですが、資格だけでは活動できるかどうかの証明にならないと思ったので
映画の撮影現場にスタッフとして参加したことや、個人的に韓国人をモデルにポートレート撮影をしている時のことなど、具体的に韓国語で疎通をしているエピソードをいれて、大丈夫です!!と全力でアピールしました。実際そこまでのレベルではなかった気がするんですが、3ヶ月後にはなんとかなってるだろうというマインドで、、笑
世界中から観客やゲストが来る国際映画祭という場においては、外国人として持っている視点をむしろ強みにできると思います。
映画祭に力をもらったいち外国人である私の視点で今年の映画祭をぜひ残させてほしい、ということをお伝えして、なんとか書類を通過できました。
書類の応募が7/23までとのことで、まだ間に合うと思うので
ご興味ある方はぜひ!!
詳細はこちらから
https://volunteer.biff.kr:447/biff/volunteer/Agi/Invite
面接のことは次のnoteで書きます〜!
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同じチームだった友達も選考や活動についての動画を出してたので載せておきます😊