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がんばりすぎなくていいけれど、ここが踏ん張りどころだと思うよ

私が高校生の時、父からかけてもらった言葉です

それからずっと頭の端に置いて大切に保管しています

しんどくなったらたまに保管庫の扉を開けて、しばらくぼーっとします

高校には部活を本気でやろうと思って入学しました

厳しいことはよく分かっていたし、休みがないことも理解はしていました

でも思っていたよりしんどかった。

「自分で選んだ道だから弱音は吐かない。」と毎日心に無理をさせながら通っていました


するとある日、父は私に向かっておもむろに

「がんばりすぎなくていいんだよ、しんどいならやめたらいい。だけど、お父さんは今が踏ん張りどころだと思うよ。」

と言いました

私は声をあげて泣きました
今まで言えなかった、辛い、行きたくない、しんどい
といったマイナスな言葉が涙になって次から次へと溢れました

今でも書きながらその時のことを思い出して涙が出てきます

この言葉を聞いて、ひとしきり泣いた後
よし、もうひと踏ん張りだけしてみようと思った私は学校に向かいました

「辞めてもいいんだよ」と家族に言われるだけでこんなにも楽になるのか、今日だけならまあいってみるかと思ったことを覚えています

それから結局今日だけ、今日だけ、と気づけば部活が大好きだったことを思い出し、いい仲間に恵まれ、3年生では副部長にも選ばれて、とても楽しく濃い3年間を過ごすことが出来ました

送り迎えもたくさんしてくれて
お弁当には必ず卵焼きを入れてくれて
泣いて帰ったらとりあえずアイス買ってきてくれて
休みができたら美味しいもの食べに行こうと連れていってくれて
(食べ物ばっかりとか言わない)
父も母もたくさん応援してくれました

両親には感謝でいっぱいです
そんな親に私もなりたいです
(まずは直接それを伝えられるようになりたいです)
(あと相手を探してから親になる話をしたいです)
(あとすぐふざけるのもやめたいです)

五月病に苦しむ誰かが、少しでも救われますように!
まあ救われなくてもちょっとニヤッとしますように!
あなたはもう十分がんばってます!
まぁもうひと踏ん張りしてみるかって思えたら、
あなたはすでに勝ったも同然!
強気で行きましょう!

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